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 平成26年度中央大学主催・学員会杉並区支部共催の「中央大学学術講演会」と懇親忘年会は11月15日(土)杉並産業商工会館にて開催されました。一般区民向けの公開学術講演会は、杉並区教育委員会が後援する恒例行事で、前年度講演会同様、多数の区民らと会員が聴講に訪れました。
 講演会は、午後3時から3階講堂において、峯岸誠事業委員長の司会で開催され、小林謙一中央大学文学部教授が『縄文人は環境変動をどう乗り切ったか−歴史に学ぶ過去と未来−』と題して、一時間半にわたり講演しました。
 講師紹介の後、高嶋民雄支部長が「中央大学には54万7千人の卒業生がおり、区内にも約6千名いる。今後ともこの時期、いろいろな話題を提供していきたい」と挨拶しました。
 地球の環境変化は強く関心を持たれているテーマでもあり、講師への質問が相次ぎました。
 講演会終了後、文書によるアンケートをとり、会場を1階に移して、講師・来賓とともに大森幹事長の司会で懇親忘年会を行いました。
 高嶋支部長の挨拶のあと、ご来賓の紹介、小林教授の挨拶に続き、俵木敏光前支部長の音頭で乾杯しました。
 宴は和気あいあいと進み、新会員の佐藤正勝氏と小島賢哉氏、米寿の河内保二氏の挨拶かありました。
 宴たけなわとなり、福引抽選会を行いました。
 会員有志が持ち寄った景品か出席人数用意され、大森幹事長、横田平成会会長の司会のもと、反後元支部長、俵木前支部長が番号の抽出を行い、当選順に好きな袋を選ぶという形式で進行し、満場の関心を集めました。
 さらに、高嶋支部長がこの日のためにホームカミングデーで調達してきた商品券、食事券などが当たる特別抽選会も行われ、一層盛り上がりました。
 当選者数名からの挨拶もほのぼのとし、峯岸事業委員長、正野学員会副会長の挨拶に続き、鈴木康司元中大学長が締めの挨拶を行いました。
 最後に、長田副幹事長のエールで校歌を斉唱し、帰路につきました。
(広報委員会記)

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◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。俵木陶光選。
    

・11月の作品の紹介
・11月の兼題は、「黄落」・「やや寒」です。



片山 朝陽 
・黄落や石に夕日の染まりけり

五井 夢
・やや寒や時が翔けゆく灯火時(あかりどき)

関口 静安
 
・輝くは銀杏黄葉の並木道

俵木 陶光 
・黄落や湯島聖堂聖橋

長岡 帰山
・黄落やカッコウと鳴く青信号

中邑 雅子 
・天金の全集古りぬそぞろ寒

堀 秀堂 
・家族して寺の黄落厚く踏む

峯岸 まこと 
・山門の茅に散敷く黄葉かな

芳村 翡翠 
・そぞろ寒本堂にある地獄絵図

小林 美絵子 
・黄落や春草展の黒き猫

坂井 百合子 
・黄落の音のかそけき外苑前

山下 天真 
・久々の遠富士かすかそぞろ寒

村林 小枝子 
・黄落や錦のごとき嵐山

安西 円覚 
・安曇野や黄落幾重幾重にも

浦田 久 
・富士仰ぐ黄落の道開けたり




◆<私の一句>            

  「初富士や山中湖畔の里巡る」
関口 静安

 もう大分前の話になるが、富士山の近くに行ってみようと、家族で話が決まった。旅行誌をめくってみると、富士山のふもとの山中湖に、ビーグル犬を沢山飼っているペンションがあり、客に朝の散歩を頼んでいるという記事だった。これは珍しい所で犬の散歩を体験できるとあったので、早速予約の電話をかけ当日は車で出かけた。
シラカバなどの生い茂るそのペンションは、土日の事も有り混んでいた。
 昭和61年頃、私は重度の心身障害者の施設「プカプカポッポ」の指導員として、山中湖畔に来ていた。園生が夜眠らないので、車椅子を押して湖畔の桟橋に出た。「プカプカポッポ」というのは水深50センチの湖底から泡が吹き水面から水蒸気になって花が飛び交うように見えることを言うのであった。異様に神秘的できれいだった。車椅子上のM君は、笑って喜んでいた。
 ペンションに戻ると、風呂に入った後のんびりし、他の客が犬に夢中になっているのを見ながら、夕食のワインを開け寝てしまった。次の日もビーグル犬に、他の客が夢中になっているのを見て、犬なしの家族散歩となった。
 今でも山中湖の逆さ富士をきれいに写した写真を額に飾っている。犬の散歩はお預けになってしまったが、ビーグル犬ペンションからお礼の葉書が来た。今度は空いているときに行こうと思う。


 

 
◆次回の定例句会は、12月13日(土)午後1時30分〜4時
                 於 角川庭園 幻戯山房
      兼題は「小春」・「大根」です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。俵木陶光選。
    

・10月の作品の紹介
・10月の兼題は、「玉蜀黍(とうもろこし)」・「秋出水」です。



浦田 久 
・菜園の唐きび捥ぐや風一陣

岡村 一道 
・丘越えてなほ唐黍の畑かな

片山 朝陽 
・もろこしを剥けば真珠のごとき艶

五井 夢
・水マグマの如く轟く秋出水

関口 静安 
・今年また目黒の秋刀魚祭かな

俵木 陶光 
・とうもろこし畑へ向かい「もういいかい」

長岡 帰山
・流木の根も葉もつけて秋出水

中邑 雅子 
・狂ほしく川盛り上がる秋出水

堀 秀堂 
・玉蜀黍粉のパン忘れ得ぬ戦後かな

峯岸 まこと 
・真夜中の防災放送秋出水

芳村 翡翠 
・流れゆく鞄哀しや秋出水

小林 美絵子 
・屋久島芒一鉢置いて星を見る

坂井 百合子 
・うつし世の災い(わざはひ)流せ秋出水

山下 天真 
・秋出水中洲を襲ひ一文字

村林 小枝子 
・戦時下のとうもろこしの実る庭

安西 円覚 
・媼売る焼もろこしの醤油の香




◆<私の一句>            

  「名古屋場所膝を崩さぬ女将たち」
俵木 陶光

 『白門杉並』11号にも載せてありますが、平成19年の夏、上岡君義当支部顧問から「急なことですが、白門二八会の荻窪会の有志で玉春日関(現片男波部屋親方)を囲む会をやることになりました。荻窪の『かまくら』でやるので杉並支部の方も如何ですか」とのお誘いを受け、当日の夕刻会場に伺った。玉春日関と素敵な奥さんを中心に上岡顧問、鈴木康司元学長(玉春日関が学生の頃、相撲部のキャプテンで、鈴木元学長が相撲部長であった)、松本道介元文学部長他15名程が集まった。 
  関取とは教育問題から社会の動きまで気さくに話し合い、さすがは学員会の常識家だと思った。それから若の花を一気に降し相撲に目覚めたこと、奥さんとは大阪で知り合ったことなどなど。酒が入ると全員相撲評論家になっていた。小生も話題提供にと1句ずつ本場所の様子を詠んだ句を選びコピーしたものを配り紹介した。

・初場所       初場所やかの伊之助の白き髯   久保田万太郎
・春場所(大阪) 春場所や河風強き触れ太鼓      生方青蛙子
・夏場所      夏場所や汐風うまき隅田川      牧野寥々
・名古屋場所   名古屋場所膝を崩さぬ女将たち   俵木陶光
・秋場所       秋場所や川筋繋ぐ月見舟      水原秋桜子
・九州場所     博多場所しぐれがちなる中日以後 下村ひろし

 名古屋場所だけは小生の持っている大歳時記にも例句がなかったので急遽作句して載せることとした。
  大阪場所には砂かぶり辺の茶羽織の人達、九州場所では黒紋付の正装の芸者衆の横一列、名古屋場所では何人か料亭の女将と覚しき和服姿の、それも毎日異なる着物の正座姿が目立っていた。
  相撲は、国譲りの神話にもその源があり、1200年以前から「脱ぎ捨てて相撲になりぬ草の上」(炭太祇)のように力自慢が取っ組み合いをすることもあった。
恒武天皇の延暦11年(793)初秋には恒例の相撲節会としていたことが記録されている。その後1年の豊凶を占う神事となり、俳句の上でも「相撲(節会)」は季語になった。

 15年程前、当俳句会誕生案内の冒頭にも江戸時代の句を載せた。
・やはらかに人わけゆくや勝角力(すもう) 高井几董
・負くまじき相撲を寝物語りかな        与謝蕪村



 
◆次回の定例句会は、11月8日(土)午後1時30分〜4時
                 於 久我山会館
      兼題は「やや寒」・「黄落」です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

第11回 グルメ会

カテゴリ : 
グルメ同好会
執筆 : 
t-ihara 2014-9-28 20:00
平成26(2014)年9月28日(日)12時から、南阿佐谷の「中国酒家Wang」で、第11回グルメ会を開催しました。





















参加は12名、中華料理のコースに舌つづみを打ち、老酒の香りに酔いしれて、話の花も咲かせました。





















料理人がニンジンでつくったおめでたい「ねずみ」や「鳥」の彫り物には、皆感嘆しました。





















次回グルメ会は、12月を予定。

(担当 グルメ同好会)
杉並区との協働事業、杉並・わがまちクリーン大作戦を今年も行いました。






















今回は、平成26(2014)年9月28日(日)朝10時30分にJR「阿佐ヶ谷」駅北口に集合し、中杉通り沿いを
 <阿佐ヶ谷駅〜早稲田通りで折り返し〜阿佐ヶ谷駅〜杉並区役所>
のルートで約1時間半かけて歩きながら、歩道や生け垣のゴミ拾いを行いました。
阿佐ヶ谷駅周辺は、年間を通じてほかのグループも参加している為か、比較的ゴミが少なく綺麗でしたが、それでもタバコの吸い殻や缶ジュースの空き缶などで、手持ちのゴミ袋がどんどん膨らんで行きました。
参加された皆様、お疲れさまでした。
(担当 ボランティア委員会)



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