活動報告 - 最新エントリー



◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・10月の作品の紹介

・10月の兼題は、「猪」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・夜の瀬音猪の声もあるかな     金子 兜太  
・猪の腸(はらわた)あらふ瀬波かな 飯島 晴子
・吊るされて地面に近き猪の鼻    森田 智子
・内臓(わた)ぬかれたる猪のなほ重し 津田 清子   
・一目見て猪の荒せし跡と言ふ    伊東 肇
・万葉の山へ地つづき獅子の道    武澤 林子
・どろんこの猪逃げてゆきにけり   茨木 和生

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・猪の目玉が光る露天風呂


芳村 翡翠

・大山へ地つづき辿る猪の道


安西 円覚

・猪死して牙を残すやネックレス


堀 秀堂

・猪鍋の鶴巻温泉山の幸


中邑 雅子

・大書せる猪肉入荷角の店


坂井 百合子

・猪の訪れありと父メール


小林 美絵子

・園庭を走るうり坊と人の子と


山路 久美子

・看板のいのしし注意木々騒ぐ


吉野 かおる

・足速し転校生や運動会


荻須 節子

・うりぼうの花子丸々山の宿


森 美奈子

・猪の親子連れ立ち家路まで

 
五井 夢
・猪突猛進自治会嵐あれがとぶ


高橋 洋子
車庫脇の塀に躓きそぞろ寒


◆次回の定例句会は、11月11日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「焼芋」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・11月の作品の紹介

・11月の兼題は、「焼芋」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・焼芋や歌劇の町に笛高く    森田 峠  
・焼芋や月の叡山如意ヶ嶽    日野 草城
・焼芋を割って話しを切り出せり 老川 敏彦
・公園の裏口の焼芋屋かな    安住敦
・焼芋屋いつもの闇に来ていたり 児玉 仁良
・焼芋をひそと食べをり嵐山   波多野 爽波
・青空に焼芋の煙立ちのぼる   平田 洋子

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・雪蛍目隠しされたごとく舞ふ


芳村 翡翠

・声ばかり路地に来ており焼芋屋


安西 円覚

・焼芋と一本空けし赤ワイン


堀 秀堂

・温暖化焼き芋よりもアイスもて


中邑 雅子

・焼芋の売り声にほひ昭和かな

坂井 百合子

・一人分の料理むつかし土大根

山路 久美子

・スーパーに満ちたる香り焼芋や


吉野 かおる

・焼芋の売り声真似て子等の行く


荻須 節子

・ビール箱の裏に座っておでん酒


森 美奈子
秋灯下ページめくる手止まりおり
 
五井 夢
どどんどどん炎めらめら焼いもごと

高橋 洋子
芋焼ける待つ間の畑仕事かな




◆次回の定例句会は、12月9日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「神の留守」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・9月の作品の紹介

・9月の兼題は、「秋祭」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・老人と子供と多し秋祭    高浜 虚子   
・年よりが四五人酔へり秋祭  前田 普羅
・夜の雲は海に集まる秋祭   対馬 康子
・石段のはじめは地べた秋祭  三橋 敏雄
・群山の幸を余さず秋祭    藤田 湘子
・挨拶にしわぶき一つ在祭   宇多 喜代子
・鉄道は永遠に通らず在祭   櫂 未知子 

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・魂の零れて咲けり曼珠沙華


芳村 翡翠

・四五人の酔いがもつれる秋祭


安西 円覚

・梨六個それぞれ違ふ顔を持ち


堀 秀堂

・秋祭阿波の踊りのやゆ続く


中邑 雅子

・神輿ゆれて始まる相図秋祭

 
小林 美絵子

・ささにしきのパンとたこ焼き秋祭


坂井 百合子

・ママ友のみな子離れし秋祭

山路 久美子

・東京の灯の底の船遊び


吉野 かおる

・掴み取るウイニングボール天高し


荻須 節子

・枝豆にチーズを添えて白ワイン

森 美奈子
指先を耳朶で冷ますや衣被

五井 夢
海越えてひびく囃子に狂ひ舞ふ

菊池 幸
古傷の痛みは今も鰯雲

高橋 洋子
空高しビルを横切る尾翼かな




◆次回の定例句会は、10月14日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「猪(ゐのしし)」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・8月の作品の紹介

・8月の兼題は、「天の川」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・荒海や佐渡に横たふ天の川     芭蕉   
・銀河より聞かむエホバのひとりごと 阿波野青畝
・海の門や二尾に落つる天の川    山口 誓子
・天の川礁のごとく妻子ねて     飴山 實
・天の川わたるお多福豆一列     加藤 楸邨
・遠く病めば銀河は長し清瀬村    石田 波郷
・眠るたび父は銀河に近づきぬ    櫂 未知子 

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・息詰まる街百日紅大笑い


芳村 翡翠

・終列車みな駅に入りて天の川


安西 円覚

・卓袱台も時に文机夜の秋


堀 秀堂

・核のゴミ天の川で洗いたし


中邑 雅子

・天球の海よりこよひ星生まる

 
小林 美絵子

・天の川めく欅並木の細き空


坂井 百合子

・きらきらの一つとならん天の川

山路 久美子

・白桃や桃の形に掌


吉野 かおる

・水害の町に掛りし天の川


荻須 節子

・二戸にはユタと仲間の銀河かな

森 美奈子
天の川お伽話も星の数

五井 夢
天の川無限の命煌々と

菊池 幸
限りある命黙して花芙蓉

高橋 洋子
師の米寿語り尽くせぬ夏座敷

関口 静安
天の川看護を受けて床の身に




◆次回の定例句会は、9月9日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「秋祭」・「当季雑詠」で3句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・7月の作品の紹介

・7月の兼題は、「竹一切」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・これほどに軽きものなし竹落葉   右城 暮石
・竹落葉踏んで五尺の身の軽く    伊丹 三樹彦
・竹落葉時のひとひらづつ散れり   細見 綾子
・竹皮を脱ぎ月光をまとひをり    小林 康治
・竹皮を脱ぐ物書きて暮れしなり   大野 林火
・いつかむかしの青空今年竹     友岡 子郷
・若竹や鞭の如くに五六本      川端 茅舎 

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・昼顔の眠そうに咲き俳友(とも)逝けり


芳村 翡翠

・ひとふしを脱ぎ捨ててみる竹の皮


安西 円覚

・酒控へ筍飯を待つ木椅子


堀 秀堂

・椎茸や酢豚の中で美味くなる


中邑 雅子

・たかんなを抱え直して峠道

 
小林 美絵子

・星降るふる七夕竹のしなるほど


坂井 百合子

・先生が隣にいない夏帽子

山路 久美子

・智恵子恋ふ安達太良の峰若葉風


吉野 かおる

・夏夕焼け回転木馬の音の止み


森 美奈子
平日の昼飲み上々梅雨晴間

五井 夢
すすり泣く窶(やつ)せし聖ぞ白木蓮

菊池 幸
青鳩や鳩寿祝いて彼方へと

高橋 洋子
行く人の輪に舞ひてなほ百日紅

関口 静安
平林寺熊笹も有り竹も有り




◆次回の定例句会は、8月12日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「天の川」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654
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