活動報告 - 最新エントリー



◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・12月の作品の紹介

・12月の兼題は、「神の留守」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・藪原に風こもるなり神の留守  橋本 鶏二  
・神の留守立山雪をつけにけり  前田 普羅
・神留守の素焼の肌のうすじめり 辻 美奈子
・鳩に餌を撒いて帰りぬ留守詣  柏原 眠雨
・二の節を指輪通らず神の留守  小檜山繁子
・箒目のおろそかならず神の留守 松田 美子
・国道を竹曳いてゆく神の留守  岸野 曜二

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・金継ぎの曲線光る冬日かな


芳村 翡翠

・峯の神旅立ちたまふ雲ならむ


安西 円覚

・暁に鶏夕に山羊鳴く神の留守


堀 秀堂

・神の留守祝詞変わらぬ地鎮式


中邑 雅子

・風に揺れ絵馬の声する神の留守


小林 美絵子

・俯瞰して見つめる街や神の留守


坂井 百合子

・時雨止み錦の山の吐息かな


山路 久美子

・潮騒ひと人声聞こゆ神の留守


吉野 かおる

・表札は取り外されし神の留守


荻須 節子

・緑青の吹いた硬貨や神の留守


森 美奈子
境内の不夜城ごとく酉の市
 
五井 夢
神の留守突如華咲く枯尾花

高橋 洋子
湯たんぽに足乗せて打つスマホかな

関口 静安
テレビにて神楽を眺め大和魂


◆次回の定例句会は、1月13日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「正月一切」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・10月の作品の紹介

・10月の兼題は、「猪」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・夜の瀬音猪の声もあるかな     金子 兜太  
・猪の腸(はらわた)あらふ瀬波かな 飯島 晴子
・吊るされて地面に近き猪の鼻    森田 智子
・内臓(わた)ぬかれたる猪のなほ重し 津田 清子   
・一目見て猪の荒せし跡と言ふ    伊東 肇
・万葉の山へ地つづき獅子の道    武澤 林子
・どろんこの猪逃げてゆきにけり   茨木 和生

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・猪の目玉が光る露天風呂


芳村 翡翠

・大山へ地つづき辿る猪の道


安西 円覚

・猪死して牙を残すやネックレス


堀 秀堂

・猪鍋の鶴巻温泉山の幸


中邑 雅子

・大書せる猪肉入荷角の店


坂井 百合子

・猪の訪れありと父メール


小林 美絵子

・園庭を走るうり坊と人の子と


山路 久美子

・看板のいのしし注意木々騒ぐ


吉野 かおる

・足速し転校生や運動会


荻須 節子

・うりぼうの花子丸々山の宿


森 美奈子

・猪の親子連れ立ち家路まで

 
五井 夢
・猪突猛進自治会嵐あれがとぶ


高橋 洋子
車庫脇の塀に躓きそぞろ寒


◆次回の定例句会は、11月11日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「焼芋」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・11月の作品の紹介

・11月の兼題は、「焼芋」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・焼芋や歌劇の町に笛高く    森田 峠  
・焼芋や月の叡山如意ヶ嶽    日野 草城
・焼芋を割って話しを切り出せり 老川 敏彦
・公園の裏口の焼芋屋かな    安住敦
・焼芋屋いつもの闇に来ていたり 児玉 仁良
・焼芋をひそと食べをり嵐山   波多野 爽波
・青空に焼芋の煙立ちのぼる   平田 洋子

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・雪蛍目隠しされたごとく舞ふ


芳村 翡翠

・声ばかり路地に来ており焼芋屋


安西 円覚

・焼芋と一本空けし赤ワイン


堀 秀堂

・温暖化焼き芋よりもアイスもて


中邑 雅子

・焼芋の売り声にほひ昭和かな

坂井 百合子

・一人分の料理むつかし土大根

山路 久美子

・スーパーに満ちたる香り焼芋や


吉野 かおる

・焼芋の売り声真似て子等の行く


荻須 節子

・ビール箱の裏に座っておでん酒


森 美奈子
秋灯下ページめくる手止まりおり
 
五井 夢
どどんどどん炎めらめら焼いもごと

高橋 洋子
芋焼ける待つ間の畑仕事かな




◆次回の定例句会は、12月9日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「神の留守」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・9月の作品の紹介

・9月の兼題は、「秋祭」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・老人と子供と多し秋祭    高浜 虚子   
・年よりが四五人酔へり秋祭  前田 普羅
・夜の雲は海に集まる秋祭   対馬 康子
・石段のはじめは地べた秋祭  三橋 敏雄
・群山の幸を余さず秋祭    藤田 湘子
・挨拶にしわぶき一つ在祭   宇多 喜代子
・鉄道は永遠に通らず在祭   櫂 未知子 

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・魂の零れて咲けり曼珠沙華


芳村 翡翠

・四五人の酔いがもつれる秋祭


安西 円覚

・梨六個それぞれ違ふ顔を持ち


堀 秀堂

・秋祭阿波の踊りのやゆ続く


中邑 雅子

・神輿ゆれて始まる相図秋祭

 
小林 美絵子

・ささにしきのパンとたこ焼き秋祭


坂井 百合子

・ママ友のみな子離れし秋祭

山路 久美子

・東京の灯の底の船遊び


吉野 かおる

・掴み取るウイニングボール天高し


荻須 節子

・枝豆にチーズを添えて白ワイン

森 美奈子
指先を耳朶で冷ますや衣被

五井 夢
海越えてひびく囃子に狂ひ舞ふ

菊池 幸
古傷の痛みは今も鰯雲

高橋 洋子
空高しビルを横切る尾翼かな




◆次回の定例句会は、10月14日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「猪(ゐのしし)」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・8月の作品の紹介

・8月の兼題は、「天の川」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・荒海や佐渡に横たふ天の川     芭蕉   
・銀河より聞かむエホバのひとりごと 阿波野青畝
・海の門や二尾に落つる天の川    山口 誓子
・天の川礁のごとく妻子ねて     飴山 實
・天の川わたるお多福豆一列     加藤 楸邨
・遠く病めば銀河は長し清瀬村    石田 波郷
・眠るたび父は銀河に近づきぬ    櫂 未知子 

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



岡村 一道

・息詰まる街百日紅大笑い


芳村 翡翠

・終列車みな駅に入りて天の川


安西 円覚

・卓袱台も時に文机夜の秋


堀 秀堂

・核のゴミ天の川で洗いたし


中邑 雅子

・天球の海よりこよひ星生まる

 
小林 美絵子

・天の川めく欅並木の細き空


坂井 百合子

・きらきらの一つとならん天の川

山路 久美子

・白桃や桃の形に掌


吉野 かおる

・水害の町に掛りし天の川


荻須 節子

・二戸にはユタと仲間の銀河かな

森 美奈子
天の川お伽話も星の数

五井 夢
天の川無限の命煌々と

菊池 幸
限りある命黙して花芙蓉

高橋 洋子
師の米寿語り尽くせぬ夏座敷

関口 静安
天の川看護を受けて床の身に




◆次回の定例句会は、9月9日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「秋祭」・「当季雑詠」で3句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654
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