活動報告 - 最新エントリー

 平成25年6月29日(土)午後4時より「杉並会館」マツヤサロンで開かれた。
司会は中田総務委員長。
開会の辞は、奥真理子副支部長。
昨年度に亡くなられた会員の方に黙禱、高嶋支部長挨拶に続き、議長団選出。議長は高嶋支部長、副議長は正野副支部長を選出。議事録署名人を選出。
 第1号議案(平成24年度事業報告)と第3号議案(平成25年度事業計画(案))は與川幹事長の説明・報告により承認された。
 第2号議案(平成24年度決算報告及び会計監査報告)と第4号議案(平成25年度予算(案))は山下会計委員長の説明・報告により承認された。
 第5号議案(役員改選)は、選考委員会による選考結果が承認され、高嶋前支部長は前期前々期に引続き支部長に留任、支部長以外の役員も現体制で行くが一部役員は支部長判断で入替えがあるとの決定に至った。


閉会後、全員の写真撮影があった。

午後6時より懇親会が開かれ中田総務委員長が引続き司会を担当した。
高嶋支部長の挨拶に続き、来賓の大木田学員会副会長、石塚練馬区支部長両氏の祝辞があり、中央大学音楽研究会混声合唱団の3人の学生から9/22紀尾井ホールでの演奏会の案内があった。、乾杯の音頭を元支部長の俵木氏が行い、その後歓談の輪が咲いた。
余興では、川島江東区副支部長が安来節を披露、反後元支部長の詩吟、カラオケは当支部役員が3人唄った。中央大学校歌を全員起立して大声で歌い、会は最高潮に盛り上がった。中締めへ進み、尽きない歓談を山下副支部長が閉会の挨拶で締めて無事懇親会を終了した。

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。

・6月の作品の紹介
・6月の兼題は、「鮎」・「時の記念日」です。


俵木 陶光
 
・鮎買ふて塩ぱっぱっと振りにけり

岡村 一道 
・鮎の瀬や若き体臭吉祥寺

小林 美絵子 
・満天の星空の下鮎眠る

片山 朝陽
・月光や静かにゆるる鮎の影

安西 円覚 
・時の日や虫入り琥珀覗きをり

坂井 百合子 
・時の日のいにしへを知る白鳳仏

浦田 久 
・瀬戸凪に時の祭の出船かな

中邑 雅子 
・時の日や時の眠れる異人館

長岡 帰山 
・晩酌や時の記念日ゆるやかに

堀 秀堂 
・時の日の和光の前に時間待つ

芳村 翡翠 
・若鮎の遡上にしぶく堰の水

本間 邦子 
・夕食は父の土産の鮎なりき

五井 夢 
・鮎喰はばいのちの刹那ほのにがき





◆ <私の一句>        

 「くちなしの白よりもなお君の白」
    小林 美絵子

 5年前の私に、友人が句会に誘ってくれた。司会やナレーターをしているので、仕事柄俳句を読むことはあったが、自分で作ることなど考えたことも無かった。
丁度その頃、河東碧梧桐の「ミモーザを活けて一日留守にしたベッドの白く」を見て心の揺れを表してみたい!と思った。難しく考えず、いつもどうりの話ことばで良いらしく、それならと、その気になってしまった。
  「くちなしの白よりもなお君の白」
私が初めて作った句である。
自分の俳句を声に出して読むと、また違った世界が広がる。視覚性はもちろん、口誦性も大切なのだと知る。不意に訪れる心の揺れを俳句にしたいと思った。
私はその心の揺れを花からもらうことが多い。

 私が20歳の時だった。
「お嫁にいってお花も活けられなかったらどうするの!」大正生まれの母は私を強制的に駅前の「草月流いけばな教室」に入れた。母は花が大好きだったので床の間など無い家のなか、テレビの上 台所 お手洗い あちこち花が飾られていた。小さな庭は母が無造作に育てた草木でいっぱいで、洗濯物を干す時は細心の注意を払わなくてはならなかった。
 くちなし 小菊 ばら 都忘れ 沈丁花 椿 梅 桃 つつじ 鈴蘭。
初めての華道教室で私は毎週花との出会いにすっかり虜になり、今週はどんな花に会えるかと待ち遠しく、美しい先生が80歳で教室を閉めるまで30年以上指導していただいた。人生に花は欠かせない。なんでもないことが、楽しく思えたり、思い出が美しく輝いたり、ついでに恋をしていた頃を思い出したり・・・。

今年もくちなしが美しく咲く季節がきた。


◆次回の句会は、7月13日(土)1時半より4時半
会場は、高井戸地域区民センターです。
兼題は、「瀧」・「蛞蝓(なめくじ)」です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(俳句会事務局長)まで
                 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

平成25年度第3回幹事会議事録

カテゴリ : 
支部の行事
執筆 : 
m-anzai 2013-6-18 16:34
中央大学学員会 東京杉並区支部 平成25年度第3回 幹事会議事録
平成25年6月20日
総務委員長 中田 久尚
日 時:   平成25年6月17日(月)午後6時30分―午後8時
場 所:   産業商工会館           出席者:25名
進 行:   與川幹事長
高嶋支部長挨拶: 白沢節子さん(元港区支部副支部長)が5月、当支部に入会さ
         れました。また、荒木田聡さんが入会を希望。今日の幹事会で
         承認をお願いします。5/20の総会案内状の発送作業にご協力さ
         れた方、有難うございます。私、高嶋はこのたび学員会副会長
         に推薦されました。当支部からは吉田、正野の両氏も副会長
         になりました。
與川幹事長: 6/15中野区支部総会に出席。中野サンプラザで開催。総会参加
       者は19名だったが、懇親会は40名弱の参加。体育会優秀者表彰。
白沢節子氏:入会にあたっての挨拶。
  報告事項  (各委員長、各地区・同好会担当者)
・中田総務委員長:前回の幹事会議事録と今後の行事予定の案内。
         今年度6/29支部総会・懇親会への出席状況の報告。
         式次第の案・役員の役割分担の説明。
・酒井事業副委員長:平成25年度学術講演会は11/16杉並区立産業商工会館
          3F大講堂で実施予定。引き続き懇親会を1Fで開催。
          演題は「中国政治体制100年」深町英夫に確定。
          10/27ホームカミングデーの案内。
・井原組織委員長:会員異動報告。2名入会。5名退会。
・山下会計委員長:年会費の長期未納者への今後の対応について。
・本田会計副委員長:25年度収支予算(案)報告。
・濱岡公報副委員長:次回広報誌は9/20発行予定。(総会レポートをメイン)
・堀京王井の頭沿線地区会長代理:9/22地区会を予定。
・権守中大スポーツを応援する会長:東都大学野球春季リーグ戦寸評。
・安西俳句同好会長代理:6月例会6/8(土)兼題は「鮎・時の記念日」
            高井戸地域区民センターにて。
            7月例会7/13(土)兼題は「瀧・蛞蝓」
            高井戸地域区民センターにて。
  *次回25年度第4回幹事会は7月17日(水)午後6時30分より
                         於産業商工会館。

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。

・5月の作品の紹介
・5月の兼題は、「愛鳥週間」・「牡丹」です。

俵木 陶光
 
・愛鳥週間領空宣言声かぎり

岡村 一道 
・牡丹(ぼうたん)をほめ能書を聞くことに

芳村 翡翠 
・沈金の闇に咲きたる牡丹かな

長岡 帰山 
・ぼうたんを揺らすは誰ぞ千の風

中邑 雅子 
・咲き定まる牡丹の花の奢りかな

本間 邦子 
・軽鴨の雛母を追ふ愛鳥日

安西 円覚 
・とりあへず盥に入れし牡丹かな

片山 朝陽 
・盲導犬牡丹のそばへ歩をゆるめ

澤田 かつみ 
・牡丹一輪心を燃やすひとりかな

五井 夢 
・バードディ人は鳥になりたくて酔ふ

小林 美絵子 
・飛べそうな気がする愛鳥週間来(く)

堀 秀堂 
・愛鳥週間おしゃべり雀の数も減り

峯岸 まこと 
・長谷寺の登廊に沿ひ牡丹満つ

浦田 久 
・愛鳥の日の囀りや空を切り

百合子 
・鳥の日や鳥のカップに深煎りを





◆ 長岡帰山句集『観音』に寄せて
    俵木 陶光 


・くわんおんの御(おん)腰揺ぐ暮春かな
           (渡岸寺十一面観音)

・観音の御(み)手のひとつに白牡丹

・観世音肩まろやかに夏は来ぬ



なお、句集『観音』(NHK俳句選者・神野沙希さん鑑賞分付き)ご希望の方は、長岡帰山さんまでご連絡下さい。連絡先は下記の通り。
電話 (03)3398−4481



       
                               
 



◆ 旅吟
       長岡 帰山
                
  『観涛』ー釜山港まで         
(13万8千トンのボイジャー・オブ・ザ・シーズ号より)
 


・大海は津波を忘れ雲の峰

・一と筋の航跡ながき夏の海

・夏の雲四方涯なき太平洋

・沖を見て昔みている夏の旅

・藍よりも青き薩摩の端午空

・夏雲を火の山に据え鳶の舞

・列島の最西端を航暑し

・うなさかは湾曲にして明易き

・行く春の潮渡り来し和仁博士

・暮れてなほ銀色の沖夏の雲

・また沈む陽を見て鎮む夏の航

・西日射す位置の変りて釜山港

・一湾に卯波をあつめ着岸す

・客船を出てそれぞれの日傘かな

・韓国の水脈引き帰る夕薄暑

・花嫁の船内あるく夏の宵

・夏の航盛装婦人杖つける

・長崎の風に脈打つ鯉のぼり

・巴里に航く夜の船あり彼岸西風

・大空はきのふの虹を記憶せず


                             







◆次回の句会は、6月8日(土)1時半より4時半
会場は、高井戸地域区民センターです。
兼題は、「時の記念日」・「鮎」です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(俳句会事務局長)まで
 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

第5回グルメ会

カテゴリ : 
支部の行事
執筆 : 
m-anzai 2013-4-25 21:57
4月22日(月)午後5時より「La Voglia matta(ラボリア マッタ)」(イタリア料理店)で第5回グルメ会が催されました。
反後元支部長の乾杯の音頭で始まりました。この店は、ミラノのピッツァ職人協会公認店で、行列のできる店でも有名な店です。ピザは薄めで外はパリパリ中はモチモチで美味でした。6時ごろには店内はほぼ満席でした。本場イタリアのワインも料理を引き立てました。富田氏の軽妙洒脱のジョークなどで話も盛り上りあっという間に7時半になり記念撮影に進み散会になりました。16名の参加でした。
 Buono!!(おいしかった!!)
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