活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.26.2.11)  No.48

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.26.2.11)  No.48

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2014-2-23 12:33

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。

・2月の作品の紹介(アイウエオ順繰り回し)
・2月の兼題は、「立春」・「海苔」です。

浦田 久 
・多摩川に春立つ息吹まぶしくて

岡村 一道 
・立春や油を注ぐポンプ井戸

片山 朝陽 
・炊きたての御飯にのせて今朝の海苔

五井 夢
・紅藻緑藻お魚だった日のわたし

小林 美絵子 
・カーテンを替えてみようか海苔あぶる

坂井 百合子 
・立春やようやく心あらたまり

澤田 かつみ 
・立春の夢にSL走り来る

関口 静安 
・立春を過ぎおだやかな日も近し

俵木 陶光 
・海苔を掻く波やはらかき城ヶ島

長岡 帰山
・立春大吉赤一色の中華街

堀 秀堂 
・ありたけの筏が命海苔の海

中邑 雅子 
・街路樹の影やはらかし春立つ日

芳村 翡翠 
・一湾の波の揺らぎや海苔日和

安西 円覚 
・海苔買ふや思ひはすでに故里に



◆<私の一句>
     俵木 陶光

   「海苔を掻く波やはらかき城ヶ島」
   陶光
 北原白秋の詩が好きである。特に「城ヶ島の雨」。城ヶ島には3回行った。
 30年程前の立春の日、何か心に充たされないものがあり、思い立って品川から電車に乗った。島中いたるところに野生の水仙が咲いていた。城ヶ島の断崖絶壁には無数の海鵜の洞穴があり、展望台もある。その辺から細い道を分けて海岸まで下りてみた。当時の句が残っていた。
      数百の鵜の動かずに冬了る   陶光  
 帰りに寄った食堂で食べた魳(かます)が何とも旨かった。
 2回目は15年程前の秋、「どんぐり」という同人誌の仲間5、6人で行った。
鵜の展望台からの細道は草に覆われて、見つけることは出来なかった。
 3回目は数年前の3月、「すぎなみ学びの楽園」の探索会であった。偶然、長岡帰山さんご夫妻と一しょだった。この日も品川から京浜急行の終点、三崎口からバスで城ヶ島大橋を渡って大きな「城ヶ島の雨」の碑の前に立った。その近辺の岩礁では手拭で頬かぶりをした女性5、6人が海苔を掻いていた。城ヶ島公園では鳶が頭上近くを旋回していた。
      春の鳶群れて房総影遠し   陶光
 途中角川源義の句碑があった
      火の島へ一帆指すよ芋の露   源義
 帰りは目と鼻の先の三崎港に寄った。
 2年前の春、高千穂・湯布院などを巡るツアーに参加した際、柳川では日本のベニスと言われている掘割の舟下りは妻にまかせ、ひとり白秋生家がある記念館へ寄り、ひとときを楽しんだ。
      柳川の堀に浮かびし春の宵    陶光 
 


 ◆次回の定例句会は、3月8日(土)午後1時30分〜4時
                     於 久我山会館
              兼題は「囀」・「雛祭」です

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)(俳句会事務局長)まで
                 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

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