活動報告 - 最新エントリー
2013年(平成25年)1月31日午後2時から、荻窪地域区民センターにて、「白門杉並」第23号の発送作業をとどこおりなく終了しました。参加者は、片山惠夫、山下坦、富田秀雄、與川幸男、安西光昭、太田哲二、増田裕一、川口浩の8人でした。
◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・1月の作品の紹介
・1月の兼題は、「初鴉」・「正月全般」です。
俵木 陶光
・初鴉谺となりて神の声
山口 月山
・元旦や雀の声の透き通り
岡村 一道
・夢の字の書き順忘る寝正月
長岡 帰山
・初烏富士山頂の日の出かな
峯岸 まこと
・初鴉波音寄する船溜
芳村 翡翠
・元日や上々吉の空明くる
片山 朝陽
・なかんずく今朝のうれしさ初鴉
安西 円覚
・黒豆ののどを通るや初鴉
中邑 雅子
・初市の袢纏の藍にほひ立つ
肥田 浩一
・吉凶のいづれか屋根に初鴉
浦田 久
・故郷の吉報のせて年賀状
堀 秀堂
・初鴉高圧線より朝日受け
澤田 かつみ
・教会の屋根の一声初鴉
五井 夢
・風吼ゆる十字を切りて初鴉
◆ 私の一句
「昔男ありけり身づくろふ都鳥」 俵木 陶光
隅田川七福神のパンフレットを見て暮れのうちに出かけてみることにした。
浅草から東武伊勢崎線の鐘ヶ淵で下車した。この辺まで来ると東京も下町そのものといった感じがする。
多聞寺の次に戻って木母寺(もっぽじ)に出た。寺の入口に以前「梅若塚参拝の方はご自由にお入り下さい。塀のインタホンお押しになるには及びません」と張紙があった。
たづね来て問はばこたえよ都鳥
すみだ河原の露に消えぬと
これは人買いにさらわれて隅田川河畔で病死したと言われている梅若丸12才の辞世の歌とされている。
各段に多く「昔、男ありけり・・・」の書き出しで始まっている『伊勢物語』で在原業平(ありわらのなりひら)はこう詠んでいる。
名にし負はばいざ言問はむ都鳥
わが思ふ人はありやなしやと
この都鳥は百合鴎とは違う。今の東京都の県鳥は嘴の黄色い百合鴎で、元々の都鳥は嘴は赤く、シギや千鳥の仲間である。昔の人は言葉「みやこどり」そのものに恋したのである。
◆次回の句会は、2月9日(土)1時半より4時半
会場は、久我山会館です。
兼題は、余寒・バレンタインデー です。
◆句会についてのお問い合わせ先: 片山 惠夫(俳句会事務局長)まで
TEL 090−8773−4881
◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)
「白門杉並」(23号)の発送作業を行ないます。
平成25年1月31日(木)午後2時より
荻窪地域区民センター
ご協力できる方は、太田哲二までご連絡ください。
同封する書類がある方も、ご連絡ください。
◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・12月の作品の紹介
・12月の兼題は、「落葉」・「セーター」です。
俵木 陶光
・箒もて落葉追ひかけ追ひかけて
山口 月山
・朴落葉ひときは高きところより
岡村 一道
・勘三郎死す露天の風呂の浮き落葉
安西 円覚
・セーターを着る一瞬の深き闇
片山 朝陽
・柿落葉赤絵そのまま散りにけり
中邑 雅子
・脱ぎしままの形やセーターひとりごつ
肥田 浩一
・落葉蹴る蹴って虚しさ深まりぬ
芳村 翡翠
・落葉掻く想ふ還らぬ人のこと
本間 邦子
・一日の始まりとなる落葉掃き
澤田 かつみ
・山深き落葉時雨の古刹かな
浦田 久
・さくさくと落葉ついばむ鳩一羽
堀 秀堂
・さくさくと長き熊手の落葉掻き
関口 静安
・大柄な伯父の形見や古セーター
五井 夢
・身に沁むる手に落つる葉の赤ければ
◆ 私の一句
「秋嶺やサイン・コサイン・タンジェント」 俵木 陶光
最近、中学の時の恩師が99才白寿で亡くなった。その中学は戦時中に出来たもので平沼騏一郎が名誉校長であった。大岡昇平の「武蔵野夫人」にも出て来るホテルを寮とした全寮制であった。恩師は担任であり、数学を担当していた。
或る時呼ばれてある作業を手伝わされた。昇仙峡が載っている5万分の1の地図の或る橋を基点に線を引き、等高線などの数字から導き出される数字を先生が言うと数表から換算した数字を答える(函数表のサイン?コサイン?タンジェント?)。それらの数字を図表上に繋げると写真で撮ったような立体的な山の稜線が現れて来た。当時としては昇仙峡など行ったこともなかったので、このことが終わるとすっかり忘れ去ってしまった。
それから数十年経って職場のバス旅行で昇仙峡に行った時、あっと思った。これも既視感・デジャブの類かも知れない。
あの時の先生は測量の楽しさの手ほどきをし、先生と同じ道を歩ませようとしたのかも知れない。どうも不肖の生徒であったようだ。中学生の時貰った計算尺が唯一先生の形見となってしまった。
◆次回の句会は、1月12日(土)1時半より4時半
会場は、角川庭園・詩歌館です。
兼題は、正月全般・初鴉 です。
◆句会についてのお問い合わせ先: 片山 惠夫(俳句会事務局長)まで
TEL 090−8773−4881
◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)
京王・井の頭沿線地区会では、12月2日(日)の午後、地区会会員を対象に地区会特別セミナー「成年後見制度の活用について」を開催しました。
これは、去る9月地区会総会の際に行った同名のミニ講座が大変好評で、20分程度ではよくわからないとのご意見が多々あったため、急きょ単独で時間枠を広げての特別セミナーとしたものです。
講師は、当地区会会員・会長で、公益社団法人家庭問題情報センターの浦田久氏。
今年一番の寒さとあいにくの天気でしたが、6名の聴衆を前に、質疑応答を含めて2時間弱を語っていただきました。
成年後見制度の概要、区分、効力、申請や利用の内容、いつどのタイミングでどのように利用したらよいか、などを分かり易くお話しいただきました。
また一方で、金銭や契約管理などの本来業務に留まらず、時には本来業務にはない入退院にかかわる日常の世話や葬儀・埋葬に至るまで、後見人を引き受けた側の苦労話もいろいろと伺いました。
昨今は、後見制度の盲点を悪用した財産横領、詐欺行為なども散見されるそうですから、利用する側も気を付けなければならないようです。


これは、去る9月地区会総会の際に行った同名のミニ講座が大変好評で、20分程度ではよくわからないとのご意見が多々あったため、急きょ単独で時間枠を広げての特別セミナーとしたものです。
講師は、当地区会会員・会長で、公益社団法人家庭問題情報センターの浦田久氏。
今年一番の寒さとあいにくの天気でしたが、6名の聴衆を前に、質疑応答を含めて2時間弱を語っていただきました。
成年後見制度の概要、区分、効力、申請や利用の内容、いつどのタイミングでどのように利用したらよいか、などを分かり易くお話しいただきました。
また一方で、金銭や契約管理などの本来業務に留まらず、時には本来業務にはない入退院にかかわる日常の世話や葬儀・埋葬に至るまで、後見人を引き受けた側の苦労話もいろいろと伺いました。
昨今は、後見制度の盲点を悪用した財産横領、詐欺行為なども散見されるそうですから、利用する側も気を付けなければならないようです。


