活動報告 - 最新エントリー

 支部の幹事会に、中央大学音楽研究会混声合唱団の現役メンバーがやって来た。
20数名の私たち役員の前で、9月28日に49回目になる定期演奏会を開催すると言う。
今回のメイン曲は、フォーレの「レクイエム」。
演奏会場が我が支部の地元「杉並公会堂」だと言うので、行くことにした。



 昭和32年に建てられた杉並公会堂は、その後建て替えられて、6年ほど前に今の新しい姿でオープンした。1190席を有する大ホールは、箱型のシューボックス形式で、本格的なクラシックコンサートを主目的に設計されている。
大ホールの音響は良く、演奏会場も楽器の一部であるとはよく言われるが、ここで聴いていると確かにそうだと実感する。

 世田谷区にある人見記念講堂ホールも、良い演奏会場の一つとして名高い場所だ。あの舞台の端から客席側に真上にすっと切り上がった空間は、楽器の共鳴箱よろしく音を捉えて演奏者にそのまま戻して来る。自分の出した音が戻って来てよく聞こえるというのは演奏家にとっては嬉しいこと、自ずから演奏がし易くなるのだから、すこぶる評判がいい。

 杉並公会堂も、音の戻りはいいようだ。(いや良すぎて、かえって邪魔に思うかもしれないほどだ。)
そのためか、合唱団の歌声も、殊のほか美しく響いて来た。勿論もともと美声なのであり、別にホールの音響の為に特別に声が美しくなった訳ではないだろうが。
それにしても、これだけのレベルの美しい声、美しいハーモニーを聴けるとは、ここに来るまで想像はしていなかった。

 フォーレの「レクイエム」は、モーツアルト、ヴェルディのそれと並ぶ三大レクイエムのひとつである。
ドイツ、イタリア、フランスという国柄の違いもあるが、フランスのエスプリを利かせたフェーレの「レクイエム」は、また違った響きと魅力を持っている。
また、フェーレの「レクイエム」の楽曲には、通常カトリックの死者のためのミサでは必須である「怒りの日」などがなく、度々「死の恐ろしさが表現されていない」などと批判されて来た。彼自身が手紙に書いている「私には、死はそのように感じられるのであり、それは苦しみというより、むしろ永遠の至福の喜びに満ちた開放感に他なりません」という思いが、そうさせたのであり、死に対する明るい気持ちが曲の随所にも表れて、美しさに輪を掛けているようだ。

 実に楽しめた演奏会だった。

 なお、次回の演奏会は、12月22日(土)に年末恒例のベートーベン第九交響曲を予定してるそうだ。(会場は、八王子のオリンパスホール)
期待してみよう。
http://c-konsei.lolipop.jp/concert.php


 (井原太一 記)

平成24年度第5回幹事会議事録

カテゴリ : 
支部の行事
執筆 : 
m-anzai 2012-9-29 16:41
中央大学学員会 東京杉並区支部 平成24年度第5回 幹事会議事録
平成24年9月25日
                          総務委員長 中田 久尚
日 時:平成24年9月10日(月)午後6時30分―午後8時30分
場 所:阿佐ヶ谷地域区民C第一集会室  出席者: 23名
進 行:與川幹事長
支部長挨拶:10/13都区内支部総会・講演会・懇親会の案内、出欠の葉書の発送作業をしてくれた幹事の方、ご苦労さまでした。当支部の幹事の方々の多数の10/13出席をお願い致します(幹事の会費負担なし)。9/3片男波部屋朝稽古見学は当支部8名、大田区支部4名計12名参加でした。10月は支部行事が多数ありますので幹事の皆さんのご協力を宜しくお願い致します。
  報告事項  (各委員長、各地区・同好会担当者)
・中田総務委員長:前回の幹事会議事録と今後の行事予定の案内。
・片山事業委員長:11/10の学術講演会・忘年懇親会の案内状の発送は
         10/3産業商工会館で。片男波部屋稽古見学報告。
・井原組織委員長:会員異動報告。メーリングリスト開設の提案・説明。
・増田〃副委員長:24年度地区会助成金申請書を担当者に送付。
・濱岡広報委員:広報誌「白門杉並」は、9月中に印刷、10/3発送予定。
・富田ボランティア会長欠席のため與川幹事長より:10/6法律・税金セ
          ミナー、10/7杉並・わが町クリーン大作戦の案内。
・堀 京王・井の頭沿線地区会長代理:地区会9/22 17時より「一心」。
・富田旅行会長欠席のため與川幹事長より:10/14.15福島旅行・宿泊
       地「五浦観光ホテル別館大観荘」に決定。現在15名申込。
・増田ハイキング同好会長:11/11もしくは11/17中野区支部と合同ハイキング.。
・木村カラオケ同好会長:毎月第2月曜ボーンワールドで例会。12月忘年会。
・中田ゴルフ同好会:白門ゴルフ大会 11/12 於桜ヶ丘cc。年内に当
           支部単独のコンペ予定。コース未定。(最低3組)
・安西俳句同好会長代理:月例句会 8/11兼題(炎天・カンナ)、
             9/8 兼題{(秋麗(あきうらら)・ねこじゃらし}
             10/20兼題(釣瓶おとし・野菊)11/13吟行。 
・本田グルメの会幹事:8/9荻窪「南漢亭」にて第2回グルメの会開催、
           12名参加。次回は10月に予定。
*次回幹事会は、10/11(木)午後6時30分より 於杉並会館
*中大音楽研究会混声合唱団 第49回定期演奏会が9/28 19時開演
              於杉並公会堂 当支部15名招待
京王・井の頭沿線地区会は支部内を地理的に細分化した分科会です。
当地区会は京王線、井の頭線沿線にお住いの会員を中心に、より身近で地域に
密着した会員の相互交流と親睦とを図っています。是非ご参加下さい。
日時:9月22日・午後5時
場所:創作料理「一心」高井戸本店
――こんな文面でお声掛けした所、今年も19人のご参加をいただきました。




内容は、年次総会・講話・懇親会です。

1.活動報告は年間の活動内容の紹介、懇親会等でお預かりした参加費等
の使途、また年次としての来年のお花見のご参加の呼びかけ。

2.恒例のミニ講話、今回は当会会長でもある浦田会長による「成年後見制度の活用について」。

























3.三部の懇親会では與川幹事長の乾杯の御発声で会が一気盛り上がりました。


講話については、内容の濃さから明らかに時間不足がいなめず、講師ならびに皆様にご迷惑をおかけしました。
 また特に今回は9周年、来年10周年を迎えるにあたりイベントの呼びかけをしたところ、早速ご出席諸先輩方からご質問をいただきました。
また会員相互の親睦を図る意味で、名札の活用、自己紹介の時間、あるいは会場についての設定方法について、等々ご意見をいただきました。

 一方事務局からは、10年を迎えるにあたり役員の交代等の申し出がなされました。

 今後は当会の運営をより充実させるため、会員諸先輩のご意見を賜りたく思います。
ご参加いただいた会員の皆様ご協力有難うございました。

--

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。

・9月の作品の紹介
・9月の兼題は、秋麗(しゅうれい・あきうらら)・ねこじゃらし{狗尾草(えのころぐさ)} 


俵木 陶光
 
・道に出て童と遊ぶ猫じゃらし

岡村 一道  
・秋麗や峠のにぎり飯旨し

長岡 帰山 
・秋うらら私語は訛のバスガイド

中邑 雅子 
・秋うらら書きかけのままの遺言書
・ねこじゃらし子育ての日のはるかなり

芳村 翡翠 
・山門の開け放たれて秋うらら

堀 秀堂 
・秋麗の山に一筆いろは坂

・片山 朝陽 
・滝音を背に聴く道や猫じゃらし

安西 円覚 
・秋麗や江差追分聞こゆ街

本間 邦子 
・鳥一羽秋麗の空切りて行く

肥田 浩一 
・我輩はねこじゃらしなど興味なし




◆ 俳句と杉並のまちづくり
     俵木 陶光

 先日NPO「杉並まちづくり交流協会」の「まち博サロン」で「俳句と町づくり」に関する会が開かれた。
 最初のプレゼンターとして俵木陶光が小学校の教科書に見る俳句から芭蕉の俳句などについて語り、俳句の出来る瞬間として、正岡子規の母親が語った「毎年よ彼岸の入りに寒いのは」、川崎展宏の電話での俳句「すぐ帰る秋刀魚の旬を今買った」などについて話した。
 また、もう一人のプレゼンターの増谷美千子さん(杉並俳句かるたの絵札の製作者)の杉並の句碑建立運動に関して個人でやるのは限界があるので区報などに、どこに誰れの句碑を建てたら良いか等のアンケートで呼びかけたら盛り上がって来るだろうと提案した。
 最後に神蔵器の「初日さす青き地球の杉並区」を紹介し、参会者は一様に、ほおうといった面持ちであった。

また、「杉並俳句かるた」については、杉並区内の公園・施設・風景・暮らしを対象に、まちなみや生活風景、杉並の魅力を詠んだものを選んで今年の4月に完成し、区内の小、中校にも配布され活用されつつある。
 現在も、文字だけのかるたとして続けられている。現在の選考委員は、俵木陶光(長)、鎌田俊(「河」編集長)、岩下武彦(前中大杉並高校校長)、松田輝雄(すぎなみ学びの楽園代表)/菊池律副区長。
最新版の最優秀句は「たんぽぽの綿毛飛ばすや三輪車」 (こわし)
 その他数句紹介
あー綾取の虹のかけ橋神田川  (月山) 佳作
かー軽鴨の子が並びゆく善福寺川(ぜんぷくじ) (円覚) 佳作
ねーねらいうつどんぐり山の木の実かな  (円覚)
みー妙法寺山門照らす盆の月  (円覚)

次回の「杉並俳句かるた」は12月末日、投句をお待ちしています。



◆次回の句会は、10月20日(土)1時半より4時
会場は、久我山会館第一集会室です。
兼題は、釣瓶落とし・野菊 です。

◆11/13(火)に石神井公園・三宝寺池の吟行を予定しています。
 句会場は石神井公園ふるさと文化館です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 片山 惠夫(俳句会事務局長)まで
                 TEL 090−8773−4881

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)
 
平成24年9月3日(月)AM7:15 JR両国駅西口に12名(杉並句支部8名、大田区支部4名)が集合。 徒歩13分くらいで片男波部屋に到着。すでに朝稽古は始まっており各力士が20kgの水の入ったポリ容器を抱えスクワットの最中であった。土俵には8人の力士がおり2組に分かれていた。そのほかに最近引退した元玉乃島関が部屋付き親方として指導に当たっていた。2百回ほどのスクワットのほかジャンプ運動の後、ぶつかり稽古。最初は、序二段同士だったが次、三段目・幕下と、最後に先場所幕内で今場所重量4枚目に下がった玉飛鳥関がやっていた。その間、片男波親方の厳しい指導が入る。玉鷲関は腰の調整のため稽古はぶつかり稽古は休んでいた。ぶつかり稽古の運動量の多さ・激しさは、何番もやっていると力士の目が空ろになり大きい激しい呼吸になるのでわかる。2時間半の稽古が終わり、10時半ころより、食事になった。食事しながら片男波親方にいろいろな質問が飛ぶ。親方の指導方針は、力士は、普段、片時も相撲を離れることなく絶えず頭の中で考え稽古し、本場所になったら一切考えない。そして、普段、苦しい稽古の中で自分を追い込み追い込み、最後に体に覚えさせ本能で相撲をとれるようににするというものであります。12人皆、頷き、親方の奥さんと力士達の作ったチャンコと他の料理に舌づつみをうち、記念写真を部屋の前で撮り、楽しい朝稽古見学・チャンコを囲む会を終了しました。  記安西                                                 
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