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活動報告 - 俳句同好会  (H.23.3.19)  No.13

俳句同好会  (H.23.3.19)  No.13

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2011-3-23 22:00
◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時から4時まで、主として久我山会館で開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を1人2句とし4名ずつ紹介いたします。


・3月の作品の紹介
・3月の兼題は、、水温む(みずぬるむ)、風船です。

◎岡村 一道

・爆弾でありし時代や紙風船

・観光船光る航跡水温む

◎浦田 久

・水温む恋のたはむれ神田川

・鷺一羽沢を歩きて水温む

◎安西 光昭(俳号・円覚)

・風船が割れて雲水悟りあり

・風船に飛び乗る吾子よ何処へ行く

◎中邑 雅子

・ふるさとの津波の報せ春寒し

・如月の空をひとつに千の風

◆俳句クイズ
<前回の正解>は次の通りです。

・つまづきて修二会のを手につかむ
(橋本多佳子)

・これよりは恋や事業や水温む (高浜虚子)

・春近き銀座の空を鴎飛ぶ (大谷句仏)

◆俳句クイズも丁度一年経ちましたので一旦終了し、三月からは「私の一句」を順に掲載いたします。


 <私の一句>     俵木 敏光(俳号・陶光)

「思ふさま卒業生に春一番」 陶光

 中央大学杉並高校から杉並支部に、毎年入学式や卒業式の招待状が届き交代で参加していた。数年前の卒業式には春一番が吹き荒れ卒業生に強烈な祝福を送っていた。特に女子は花束や記念品を胸に抱え、もう片方の手で髪や晴着の裾を押え必死で風に立ち向かっていた。これから受けなければならない試練の先鞭のようでもあった。
 卒業春一番も春の季語である。一句の中に季語が二つあると「季重ね」と云って嫌われるが、新しい一つの門出と一年の最初の季節とを結びつけたつもりである。春一番を大風吹く等とすることも出来るが、一番という字を使って祝いたかったのである。なお、歳時記には卒業の季重なりとして北窓巣箱などが見受けられる。
 卒業生に対してエールを送った句にこんな句もある。

「これよりは恋や事業や水温む」 虚子
 以前ある女子大で長年入学式や卒業式の司会をやっていたことがある。卒業式の晴着も年によって様々に変わった。クラスエートたちとは在学中最後の試験が終わってから久しぶりの再会であり、彼女達のおしゃべりを黙らせることは並大抵のことではなかった。式が終わって親達も引き上げると講堂は深閑として数人の職員が後片付けをするだけであった。入学式の準備もすでに始まっていた。
「卒業子去って講堂椅子ばかり」 陶光


◆次回の句会は、横浜港大桟橋・山下公園吟行句会です。集合場所と日時は、東急東横線・渋谷駅改札口前に4月15日(金) 午前10時です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 片山 恵夫(俳句同好会事務局長)まで TEL 042−675−9449

文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

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