活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.6.10)  No.153

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.6.10)  No.153

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2023-6-28 15:46
◆俵木敏光(陶光)先生が6月11日(日)に急逝されました。
 ご冥福をお祈りいたします。

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センターで開催しております。(出席者は10名程度)
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。 
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・6月の作品の紹介

・6月の兼題は、「鰻(うなぎ)」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


・鰻釣り上げて家まで走りけり    大串 章
・掴まれて鰻一瞬真直ぐなる     須川 洋子
・鰻食べて少しうれしき誕生日    奈良 比佐子
・裏返る波見てゐたり鰻食ふ     廣瀬 直人
・大水車ときに黄河の鰻上ぐ     松崎 鉄之介 
・腰の辺に浮く丸桶や鰻掻      竹下 竹人
・うの一字長きのれんや鰻焼く    小玉 えつ女 

    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・カーテンの外は流るる夏の雲


岡村 一道

・追い込みの柳の鰻浅草寺


芳村 翡翠

・命いま鰻肝(うなぎ)食べて楽しかり


安西 円覚

・鰻裂く節くれだった男の手


堀 秀堂

・うなぎ屋の座敷のマージャン良き時代


中邑 雅子

・行列の先はうなぎ屋露地の置く

 
小林 美絵子

・ままごとのように鰻を供えをり


坂井 百合子

・燕の子三つの頭動きをり

山路 久美子

・親戚の噂話や梅仕事


吉野 かおる

・親戚の揃ひし座敷うなぎ重


萩須 節子
特選をもらって今日はうなぎかな

五井 夢
先じょう洪水帯(せんじょう洪水帯うなぎにまたわりドウ!ド・ド・ドウ

菊池 幸
学舎の廊下の軋み梅雨に入る

高橋 洋子
紫陽花が左右に走る一号車

関口 静安
鰻なり枯渇資源の美味たりて




◆次回の定例句会は、7月8日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「竹一切」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.suginami-hakumonkai.net/modules/d3blog/tb.php/343
メインメニュー
最新の活動報告
活動報告のカテゴリ一覧
リンク