活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.5.4.8) No.151
◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。
◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
・4月の作品の紹介
・4月の兼題は、「ぶらんこ」・「当季雑詠」で4句です。
出題:安西 円覚
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・鞦韆をすてたる人とつれだちぬ 後藤 夜半
・鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし 三橋 鷹女
・鞦韆に腰かけて読む手紙かな 星野 立子
・鞦韆の月に散じぬ同窓会 芝 不器男
・横浜や無人のぶらんこを愛す 永島 靖子
・ちんぎんといふ死語ぶらんこに座る 小川 軽舟
・ぶらんこを降り人波に紛れ込む 五島 高資
・高空に見えくる鳥や半仙戯 小林 貴子
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俵木 陶光
・真直にけ上げるふらここ雲白し
岡村 一道
・ふらここやどこまで漕げば涙消え
芳村 翡翠
・遠き日を引き寄せるようぶらん漕ぐ
安西 円覚
・三十年ぶりの尻の感触半仙戯
堀 秀堂
・子の背押す始めブランコ世に送る
中邑 雅子
・ぶらんこを少し揺らして告白す
小林 美絵子
・靴先に花びら満ちる水溜まり
坂井 百合子
・ブランコの鎖の匂ひ今も手に
山路 久美子
・ひとひらの花びら散るや春の宵
吉野 かおる
・星空の君をめがけし半仙戯
高橋 洋子
・花筵世界の果てまで描きおり
萩須 節子
・夕間暮れ鞦韆ふたつ揺れてをり
五井 夢
・ブランコ々あすという日が来るかぎり
◆次回の定例句会は、5月13日(土)13時〜15時40分
於 高井戸地域区民センター
兼題は、「初夏」・「当季雑詠」で4句提出
◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
TEL 090-3145-2654