活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.4.11.12)  No.146

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.4.11.12)  No.146

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2022-11-25 14:29

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・11月の作品の紹介

・11月の兼題は、「柿」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・よろよろと棹がのぼりて柿挟む  高浜 虚子 
・髪寄せて柿むき競ふ灯下かな   杉田 久女
・柿食ひぬ少年の日もかく食ひし  木下 子龍
・大きくて七ツの柿の籠に余る   高野 素十 
・写真機をごつごつ構へ柿の秋   奥坂 まや
・朝の柿潮のごとく朱が満ち来   加藤 楸邨
・くちばしの一撃深き熟柿かな   津川 絵理子  
・かじりたる渋柿舌を棒にせり   小川 軽舟     
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・柿の実の色づきはじむ空青し


岡村 一道

・過疎の村柿は往時のまま実る


芳村 翡翠

・ふるさとを忘るなかれと柿赤し


安西 円覚

・寒鰤を捌く俎新調す


堀 秀堂

・吊し干す軒先長き柿御殿


中邑 雅子

・干し柿のすだれ越しなる会釈かな

 
小林 美絵子

・うらごしのかぼちゃ余して母逝ける


坂井 百合子

・柿たわわ今日より鳥の宴かな


菊池 幸

・風紋に鳥の足あと秋渚


山路 久美子

・柿色の光の中に木守柿


吉野 かおる

・脱藩の浪士見仰げし土佐の月


五井 夢
無種柿熟す熟さぬ吾が投句

高橋 洋子
板塀にもぐ人なしや熟し柿

萩須 節子
焙煎に拘る店に冬が来る

関口 静安

甘い香りの渋柿変化の一ケ月


◆次回の定例句会は、12月10日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「牡蠣」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

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