活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.12.12)  No.127

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.12.12)  No.127

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2020-12-20 14:16

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・12月の作品の紹介

・12月の兼題は、「寒月」・「当季雑詠」で3句です。
                 出題:安西 円覚


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・寒の月白炎曳いて山をいづ        飯田 蛇笏
・寒月下灯の濁りたる電車行く       中村 草田男
・寒月やひとり渡れば長き橋        高柳 重信
・寒月下あにいもうとのように寝て     大木 あまり
・俎を寒月に立てかけて寝る        小檜山 繁子
・窓ごとに寒の月あり種苗店        坪内 稔典
・寒月や猫の夜会の港町          大屋 達治       

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俵木 陶光

・寒月や秩父山系高嶺星


岡村 一道

・大和湯の煙垂直冬の月


芳村 翡翠

・夜半目覚め窓越しにみる冬の月


安西 円覚

・煮大根ぶ厚きことの尊さよ


片山 朝陽

・寒月や越中富山の薬売り


堀 秀堂

・寒月の白きスワンの湖畔かな


小林 美絵子

・指輪時計しない毎日霜見草


中邑 雅子

・こだはりを捨てて明るし冬の月

 
坂井 百合子

・寺町の読経も止みて寒の月


菊池 幸

・寒の月海より出でて海に入り


荻須 節子

・寒月やゴジラの背中てらてらと


山路 久美子

・寒月を載せて終電煌々と


吉野 かおる

・ジョギングは明日から開始冬籠もり


村林 小枝子

・寒椿今日もコロナと向き会いて


五井 夢

・寒月は解けぬ仏心岩上座禅



 
◆次回の定例句会は、1月9日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター
※各自、1000円程度の品物・カード等持参。
 特選を選びし人に贈呈。
兼題は、「成人の日」・「成人式」・「当季雑詠」で3句提出


◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

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