活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.10.10)  No.125

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.10.10)  No.125

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2020-11-13 15:15

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・10月の作品の紹介

・10月の兼題は、「蓑虫」・「当季雑詠」で3句です。
                 出題:安西 円覚


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・蓑虫や句を晩年の計として        角川 源義
・妻籠に蓑虫の音をきく日かな       石田 波郷
・蓑虫の出来そこなひの蓑なりけり     安住 敦
・蓑虫の蓑あまりにもありあはせ      飯島 晴子
・蓑虫にうすうす目鼻ありにけり      波多野爽波
・蓑虫の感情の糸けふ長し         藤田 湘子
・蓑虫にならねばぶらりともできず     鷹羽 狩行         

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俵木 陶光

・この奥も雨の細道金木犀


岡村 一道

・外人墓地にみの虫の影サムの墓


芳村 翡翠

・独り身の蓑虫雨に濡れそぼり


安西 円覚

・蓑虫や袋の中の別世界


片山 朝陽

・蓑虫や揺り籠の中夢の中


堀 秀堂

・薬まかず庭の蓑虫伸び伸びと


小林 美絵子

・とこしなへ小鳥はばたく芒原


中邑 雅子

・枝の先蓑虫揺れて仮寝せむ

 
坂井 百合子

・鬼の子のかくれんぼして消えにけり


五井 夢

・黄あげはゆるり弧を描き消ゆ虚空


菊池 幸

・蓑虫のゆりかご揺らし風わたる


荻須 節子

・鶺鴒が姿写してにわたずみ


山路 久美子

・刻流れ香り流れてキンモクセイ


尾崎 すず野

・入口も出口も無くて真葛原


吉野 かおる

・摺り足に名乗り爽やか太郎冠者




 
◆次回の定例句会は、11月14日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター
兼題は、「湯豆腐」・「当季雑詠」で3句提出


◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

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