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活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.1.11)  No.119

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.1.11)  No.119

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2020-1-30 22:52

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・1月の作品の紹介

・1月の兼題は、「雑煮」・「当季雑詠」で3句です。
                 出題:安西 円覚
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・揺らげる歯そのまま大事雑煮食ふ    高浜 虚子
・ひそひそと雑煮食ひたる夫婦かな    尾崎 紅葉
・患者診しあとの雑煮となりにけり    下村 ひろし
・やはらかに生き熱く生き雑煮餅     林  翔
・物足りてこころうろつく雑煮かな    金子 兜太  
・山々の高くぞありし雑煮かな      石田 勝彦
・馴染むとは好きになること味噌雑煮   西村和子

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俵木 陶光

・初日の出天の岩戸を開けるごと


岡村 一道

・百人一首詠む元日の声一つ


芳村 翡翠

・パプリカの雑煮を食べて春が来た


安西 円覚

・右手にマイク左手に猪口吹雪の夜


片山 朝陽

・箱根路や襷でつなぐ初景色


堀 秀堂

・永らえて四代女性の雑煮食む


小林 美絵子

・雑煮椀ふた手を添えて三歳児


中邑 雅子

・ふるさとを遠くに置きて雑煮椀

 
坂井 百合子

・思春期の黙々と食む雑煮かな


村林 小枝子

・一人いて四角な雑煮わが雑煮


五井 夢

・月うさぎ臼搗く杵に虹の餅


荻須 節子

・ウルトラマン戦い終えて雑煮食う


菊池 幸

・竹林に風そよがせて年明くる


山路 久美子

・ゲレンデに響く花火や去年今年


吉野 かおる

・雑煮椀向かひし夫も畏まり


尾崎 すず野

・ちぎれては闇にぶつかるどんどの火





◆今回は「私の一句」はお休みします
 
◆次回の定例句会は、2月8日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター
兼題は、「寒の字の入ったもの一切」・「当季雑詠」の3句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

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