活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.29.7.8)  No.89

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.29.7.8)  No.89

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2017-7-12 12:42

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。俵木陶光選。
    

・7月の作品の紹介
・7月の兼題は、「夏の月」・「当季雑詠」で計3句です。

<兼題「夏の月」について>
 外(と)にも出よ触るるばかりに春の月(中村汀女)/紺絣春月重く出でしかな(飯田龍太)などに比べると夏の月は生活に密着した句が多い。
 市中(いちなか)は物のにほひや夏の月(凡兆)/寝せつけし子の洗濯や夏の月(一茶)/麦飯に何も申さじ夏の月(村上鬼城)/夏の月佃煮買うて帰宅かな(滝井孝作)などなど。それだけ親しみ、やさしさがあるのだろう。
 今回梅雨の最中月はなかなか見られなかったがここ数日よく満月を挟んで毎晩よく見ることが出来た。ルナ・ロッサ(赤い月)という感じも思い出された。


俵木 陶光

・天空に至れば夏の月孤独


岡村 一道

・かまきりのごと跳び出しぬ百合の蕊


芳村 翡翠

・たそがれの箱根の山に夏の月


長岡 帰山
 
・道よぎる毛虫見送る三輪車

片山 朝陽
 ・月涼し天女の舞の見へてきし

安西 円覚
 ・豪雨去りし流木の村夏の月

峯岸 まこと
 
・夏の月路面電車の軋みゆく


中邑 雅子
 ・水平線より上りくる夏の月

小林 美絵子

・夕焼けの終わりの中へ観覧車


坂井 百合子
 
・夏の月小さき恋を照らしをり

浦田 久
・山荘を抱(いだ)くが如く夏の月

堀 秀堂
・夏の月旅の終はりしバスの列

山下 天真

・郭公の谺広がる夜明かな

        
五井 夢

・夏の月のぼらむ一筋蜘蛛の糸


関口 静安

・クレーター肉眼にても夏の月


        
                        

◆<私の一句> 
           
深川の芸者のかほり花吹雪  
                  
片山 朝陽

 この句は、平成24年4月13日、岡村一道さんの案内で「花の下町吟行会」として実施された時の一句です。
 私は、俳句における重要な行事としての「吟行」を、大切にしています。無論、毎月の句会開催が俳句上達の原点であることに変りありません。私達が所属する「白木蓮俳句会」は平成29年7月で句会・吟行併せて216回目となります。
 私と俳句との出会いは、昭和34年夏、大学2年の時、新聞への投句
  「貸ボート未来の夢が差し向かひ」
でした。運良く入選採用され初めて掲載されました。その後は学業が多忙?となり、更には社会人となってからも仕事中心の生活が続いたため、俳句とは無縁の日々が続いていました。73才を過ぎようやく俳句を勉強しようという気になり、2年間の通信教育を受講することにしました。終了後、いざ作句を試みると上5・中7迄はどうにか巧くいく感じでも下5がピタリと決まりません。そこで自身の考えで、俳人(芭蕉・一茶・蕪村・子規・虚子)、更には文士(漱石・鏡花・荷風・龍之介・万太郎)の句を多く読むことにしました。又、俳句雑誌、朝日新聞・読売新聞俳句欄の俳句を鑑賞する機会を増やしました。その結果、リズム感が良くなり、やっとの事で中学生に少し毛の生えた程度の俳句が作れるようになりました。
 「継続は力なり」の言葉を信じ、これからも平易で奥深い俳句を目指し、余生を楽しんでいきたいと思います。


                              
◆次回の定例句会は、8月12日(土)午後1時〜3時40分
               於 高井戸地域区民センター 
 兼題は「暑し・極暑」・当季雑詠で計3句です。

                                     ◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆文責:  俵木 敏光(陶光)

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