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活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.28.7.9)  No.77

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.28.7.9)  No.77

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2016-7-23 10:20

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。今回も新しい方の投句がありました。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。俵木陶光選。
    

・7月の作品の紹介
・7月の兼題は、「南風」・当季雑詠で計4句です。




俵木 陶光

・白雲を割って群燕
(ぐんえん)宙返り

岡村 一道
・白南風や嬰児
(あかご)が握る掌に未来

芳村 翡翠
・尾根を行く吾は帆船か南吹く

片山 朝陽 
・黒南風や門固く閉ず武家屋敷

安西 円覚 
・南風雲の流るる潦(にわたずみ)

峯岸 まこと
 ・浮球の赤旗靡く大南風

長岡 帰山 
・風鈴の音の一つを持ち帰る

中邑 雅子
 
・雲走り鳥の声散る南風

小林 美絵子
・木星を映す探査機缶ビール

坂井 百合子
・白南風や少年たちの駆けてゆく

五井 夢
 
・薄衣南風の数だけ身の軽さ

浦田 久
 
・どなたです思わず返す大南風


堀 秀堂
 
・南風の沖釣り舟の竿光る


山下 天真

・様々の音して閑か南風


村林 小枝子

・つば広く白き帽子や南風


上村 凱山

・大南風タンカー船の錆こぼす


佐々木 君代
 
・南風にたちはだかって相撲の子

  
                                   
◆<私の一句>
  雷鳴や走れや走れ九段坂
      俵木 陶光 

  大粒の雨が当たり始めてきた。坂道を走る以外に手はなかった。
 靖国神社から俎板橋に至る九段坂は江戸の初めは更に急坂であった。坂の途中に少しずつ段を設けて勾配を調節し、それが九段に及んだところからこう言われていた。大八車もこの坂を上るのに難儀をしたので坂下に「立ん棒」がいて一文で車の後押をしていたようだ。
 江戸時代に人が住みはじめると下町の川や橋、山の手の坂の名前は必要な目印となった。人が増えるに従って坂も多くなる。一番多い坂は新坂、その次が富士見坂、更に稲荷坂、暗闇坂、芥の収集がない当時は勝手にゴミを捨てた芥坂(後に五味坂となった所も)、武家屋敷の名前がついた坂の名前なども歴史を感じさせるものが多く残っている。
 同じ場所でも直線の男坂、斜めに曲がった女坂もある。御茶ノ水のアテネフランセの通りにある女坂と男坂、曲垣平九郎の芝愛宕神社、湯島天神、高尾山の中にもある。
 湯島通れば思い出すお蔦・力の物語りで一世を風靡した湯島天神も今は合格祈願の絵馬が積み上げられている。

     秋天へ急よ天神男坂  川津 鱒子
     天神の梅ぽつぽつと女坂   陶光



◆次回の定例句会は、8月13日(土)午後1時〜3時40分
               於 高井戸地域区民センター   
 兼題は「蝉」(夏・秋とも)・当季雑詠で計4句(欠席投句者は3句)です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

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