活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.28.4.9)  No.74

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.28.4.9)  No.74

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2016-4-26 10:41

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。俵木陶光選。
    

・4月の作品の紹介
・4月の兼題は、「風光る」・当季雑詠で計3句です。



五井 夢

・天地は万物の逆旅
(げきりょ)なれど風光る

俵木 陶光
 
・鳶舞ひて三浦半島風光る

長岡 帰山
 ・父と子の紙飛行機や風光る

中邑 雅子
・階
(きざはし) をのぼれば天守風光る

堀 秀堂 
・風光る帆船操る白き波

峯岸 まこと 
・大寺の築地(ついぢ) 崩れて白木蓮

芳村 翡翠 
・風光る海の匂ひのただ中に

小林 美絵子
 
・生まれし児花びらにぎるかのように

坂井 百合子
・見上げたる梢に青き風光る

山下 天真
 ・風光る山紫水明恙(つつが)なく

村林 小枝子 
・風光る犬吠埼の海岸線

安西 円覚
・風光る鞄のパンダ揺れてをり

浦田 久
 
・人力車駆ける浅草風光る

片山 朝陽
 
・葉桜となりて残りし太き幹





◆<私の一句>
          峯岸まこと
    
 
 ・外つ国へ嫁ぐ子送る梅真白

 掲句は今年の2月にスイスに旅立った娘を送った日の句です。その1か月後、昨秋に同国に申請していた結婚が認められ、4月初旬に式が行われました。住居はスイスの北部でチュウリッヒとバーゼルのほぼ中間のオルテンという町です。信仰心が薄れているのは日本のみならずヨーロッパでも同様で教会での式もありますが、市役所等で婚姻届けへの署名を式にする形もあります。娘の場合もそうでした。
 役所の一部屋がそれに充てられ、テーブルの正面に役所の方(女性)、対面に新郎・新婦とそれぞれの立会人が座りました。卓上には赤い小さな燭が灯されていました。役所の方が結婚の意味などを述べ(ドイツ語でしたので私には理解できませんでした)、新郎、新婦が同意の意思表示、届出書に新郎・新婦と立会人が署名して式は終わりました。この間30分ぐらい、列席者はそれぞれの両親と親族、友人で10数名でした。式後、郊外のレストランで食事会が開かれ、乾杯は持参した日本酒(獺祭)でさせていただきました。
この地方では、「ゴッド・ファーザー」という仕組みがあるそうです。子どもが誕生するとその子が20歳になるまで、両親に万一の場合には親権者となるそうです。家族制度の危機管理と言えます。このたびの挙式にも夫君のゴッド・ファーザーが見えていました。また、夫君がゴッド・ファーザーになっているお子さんも見えていました。
3月から4月のスイスは日本とほぼ同じ気候でした。約2週間の滞在中に国内のあらゆるところに誘ってくれました。面積は日本の九州とほぼ同じですので、発達した鉄道を使うとかなりの範囲で日帰りが可能とのことです。帰国の前日(10日)に首都・ベルンを訪れました。アーレ川が蛇行する両岸に市街が広がっています。その高台に染井吉野桜が植栽されていました。奈良県榛原市の方が1975年に100本寄贈されたそうです。根付いたのは10本程度のようです。枝ぶりもよく、樹下に群咲く連翹と調和し、日本の春を彷彿としました。また、連翹の他に白木蓮、紫木蓮、柳、猫柳、雪柳、菜の花、水仙、山桜、八重桜(?)などを良く見かけました。
東京には4月12日に帰国しましたが、すでに桜の満開は過ぎていました。

      

◆次回の定例句会は、5月14日(土)午後1時〜3時40分
                 於 久我山会館   
 兼題は「若葉」・当季雑詠で計3句です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

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