活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.25.11.9)  No.45

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.25.11.9)  No.45

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2013-11-14 18:29

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。


◆毎回、その月の作品を紹介いたします。

・11月の作品の紹介
・11月の兼題は、「鯛焼」・「七五三」です。


俵木 陶光
 
・小突かれて神前にゐる七五三

岡村 一道 
・親よりもポーズのきまる七五三

長岡 帰山 
・鯛焼を裏返す路地パリは雨か

片山 朝陽
・鯛焼が三列縦隊大空へ

安西 円覚 
・鯛焼を喰ひ病みつきの大僧正

鈴木 健 
・鯛焼や胸どきどきと少年期

小林 美絵子 
・アルバムのセピアの父母と七五三

芳村 翡翠 
・こんな日もあったのかなあと七五三

中邑 雅子 
・鯛焼のしっぽの先の焦げ目かな

坂井 百合子
・ぽっくりを響かせ小さき七五三

五井 夢 
・ひざかかへ上目使ひの七五三

関口 静安 
・思ひ出の施設の子等の七五三

沢田 かつみ 
・鯛焼や明治の名菓今もなほ

浦田 久 
・七五三軍服姿たりしときも



◆ <私の一句>            

逆光の富士の残影秋の海
    俵木 陶光

 昨年の9月下旬10人程の友人と葉山の海岸を散策することになった。京浜急行の新逗子から海岸回りのバスに乗り、県立美術館に寄った。館内で軽い食事をとり外へ出ると急に雨が降って来た。典型的な時雨で隣接の「しおさい公園」に着く頃にはもう止んでいた。しおさい公園は元葉山御用邸の一部で、大正天皇崩御、昭和天皇皇位継承の地でもある。そこから一寸歩いて私学共済の「相洋閣」に着いた。「かながわ景勝50選」の海岸を眼下に遠くは富士山、江の島が見渡せた。夕焼けに染まった富士山はいつまでも消えずに残っていた。
 翌日もずっと富士山が見えていた。大浜海岸、一色海岸などを散策し御用邸の裏に出、若い警官としばらくおしゃべりをした。一日海ばかり見ていると話し相手が欲しくなったったのであろう。
 森戸神社に立ち寄ると富士山、江の島、裕次郎灯台、ヨットなどがよく見えていた。絵はがきのように。
 

◆次回の定例句会は、12月14日(土)午後1時30分〜4時
                     於 久我山会館
              兼題は「兎」・「冬紅葉」です

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)(俳句会事務局長)まで
                 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

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