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活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.25.8.10)  No.42

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.25.8.10)  No.42

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2013-8-16 22:47

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。

・8月の作品の紹介
・8月の兼題は、「アイスクリーム(氷菓)」・「向日葵(ひまはり)」です。


俵木 陶光
 
・アイスクリーム雲より高き送電塔

坂井 百合子 
・向日葵も黙祷ささぐ正午かな

長岡 帰山 
・ミサイルの迎撃準備ひまわり咲く

芳村 翡翠
・向日葵の炎えてゴッホの空となり

安西 円覚 
・ひまはりやいつかはきっと日輪に

片山 朝陽 
・向日葵や明日を恃(たの)みて夜に立つ

峯岸 まこと 
・地平線まで続く向日葵畑かな

澤田 かつみ 
・向日葵や百万本を咲き誇り

中邑 雅子 
・咲き続く花疎ましく夏負けて

小林 美絵子 
・言葉数いつしか奪ふかき氷

浦田 久 
・かき氷高くなれなれ童の瞳

本間 邦子 
・買物のお供に倦みし子に氷菓

堀 秀堂 
・休耕田向日葵畑に甦り

関口 静安 
・こぼれ種成長早く向日葵に



◆ <私の一句>            

神輿庫解きて眩しき朱の漆
           峯岸 まこと

 掲句は、白山神社(東京・文京区)への吟行句会での作品です。白山神社は五代将軍徳川綱吉の信仰を得た小石川の鎮守です。
 今は、紫陽花で知られますが、見事なしだれ桜が本殿前にあります。傍らには町内の神輿倉があり、偶然、町内会の方が神輿庫の扉を閉じようとしていましたので中を拝見させていただきました。修理を終えた神輿を納めていたとのことでした。飾り金具だけではなく、胴回りや軒裏の朱が鮮やかでした。
この時の作品として、次の句も印象に残っています。
      ふうわりと桜花散りゆく社かな     
吟行は、平成18年4月9日でした。私が本格的に俳句に取り組んだ記念すべき日でもあります。
  


 
◆次回の句会は、9月14日(土)1時半より4時半
会場は、高井戸地域区民センターです。
兼題は、「蟋蟀(こほろぎ)」・「月」です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)(俳句会事務局長)まで
                 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

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