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活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.25.4.13)  No.38

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (H.25.4.13)  No.38

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2013-4-20 11:12

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。

・4月の作品の紹介
・4月の兼題は、「辛夷(こぶし)」・「浅蜊」です。


俵木 陶光
 
・辛夷咲く多摩の校庭鳥の声

岡村 一道 
・辛夷咲く鎌倉海道古武士めく

長岡 帰山 
・海底も富士の裾野や浅蜊掻く

堀 秀堂
・辛夷咲く筧(かけい)の水の音弾む

芳村 翡翠 
・天に向けそそる白塔花辛夷

中邑 雅子 
・ふるさとの空に続くや花辛夷

本間 邦子 
・風吹けば辛夷の花みな大笑い

小林 美絵子 
・浅蜊ご飯少し焦げてる玉子焼

五井 夢 
・風と去る重きひとひら辛夷今

安西 円覚 
・花辛夷桟橋に鳴るドラの音

片山 朝陽 
・ふるさとの夕餉の味や浅蜊汁

峯岸 まこと 
・神苑の地に触るるかに紅枝垂

澤田 かつみ 
・せせらぎや空ひろがりて花辛夷

浦田 久 
・花辛夷いのちの躍動糧にして
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山口 月山  
・潮引くや動かぬままの浅蜊舟



◆ 長岡帰山さん 句集『観音』の紹介
       
 
                               
 長岡帰山さんが第四句集『観音』を刊行されました。全308句。
天金入りで、14ページに亘る賞状の写真なども。(定価・本体5000円+税)
別冊として、神野沙希さんの栞として15句鑑賞付き。そのうち四季2句ずつ下記の通り掲載します。

・羯諦羯諦波羅僧羯諦猫の恋

・観梅のひと仰向けに通りけり

・円虹を仰ぐ今生の出口とし

・さくらんぼ嗚呼さくらんぼ孫が欲し

・月光に濁世のまなこ曝しけり

・帰る山わが名に負ふも雁のこゑ

・猟銃の乱射の煙はくもくれん

・冬夕焼そこまでの気がどこまでも




今後、更なる飛躍を祈ります。

なお、長岡帰山さんの連絡先は下記の通り。
電話 (03)3398−4481



◆次回の句会は、5月11日(土)1時半より4時半
会場は、高井戸地域区民センターです。
兼題は、「愛鳥週間」・「牡丹」です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(俳句会事務局長)まで
                 TEL 090−3145−2654

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)

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