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活動報告 - 俳句同好会カテゴリのエントリ


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・3月の作品の紹介

・3月の兼題は、「踏青」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・とこしへの病躯なれども青き踏む  川端茅舎
・踏青や古き石階あるばかり     高浜 虚子
・天平の仏にまみえ青き踏む     石原 八束
・ジーパンに詰め込む肢体青き踏む  能村登四郎 
・青き踏むより踏みたきは川の艶   斎藤 玄
・踏青やひとりを佳しと思ふまで   柴田佐知子
・かるがると子を抱きあげて青き踏む 伊藤 トキノ
    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・どこまでも青空の中青き踏む


岡村 一道

・仏壇の信女の横に紙雛


芳村 翡翠

・踏青の暮れて祈りの人となり


安西 円覚

・遠き舟近き舟あり東風吹けり


堀 秀堂

・青を踏み金時茶屋の飯めざす


中邑 雅子

・踏青や光あふれるところまで

 
小林 美絵子

・微笑みは原初のことば桜貝


坂井 百合子

・わたしにはわたしの幸せ青き踏む


菊池 幸

・踏青の蹠くすぐる強さかな


山路 久美子

・光り満つ赤子を胸に青き踏む


吉野 かおる

・うりずんやウチナーグチの学芸会


高橋 洋子
雛あられ豆菓子競ひ三世代

萩須 節子
「こんにちは」挨拶交わし青き踏む




◆次回の定例句会は、4月8日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「ぶらんこ」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・1月の作品の紹介

・1月の兼題は、「鏡餅」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・鏡餅弁天池の石となれ       阿波野青畝
・鏡餅暗きところに割れて坐す    西東 三鬼
・つぎつぎに子等家を去り鏡餅    加藤 楸邨
・家々に鏡餅のみ鎮座せり      桂  信子 
・鏡餅昔電話は玄関に        小川 経舟
・わが闇のいづくに据ゑむ鏡餅    飯島 晴子
・ひび割れをうしろへ廻す鏡餅    嶋田 麻紀  
    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・鏡餅話すきなる交番と


岡村 一道

・砂漠に消えしサンテグジュペリ冬銀河


芳村 翡翠

・見渡せば年寄りばかり鏡餅


安西 円覚

・銭湯の番台に在る鏡餅


堀 秀堂

・年ひらく大奉納の鏡餅


中邑 雅子

・使はれぬ部屋にも小さき鏡餅

 
小林 美絵子

・初茜ぼくたちはずっとうたが好き


坂井 百合子

・鏡割揚げるそばから手がのびて


菊池 幸

・冬凪や空と海との境なく


山路 久美子

・はや壁に馴染みて有りし新暦


吉野 かおる

・昨日から家族揃ひし鏡餅


五井 夢
鏡餅とび出せ老体御前が出番

高橋 洋子
元日や少し微笑む昼の月

萩須 節子
偶にしか見上げぬ棚の鏡餅




◆次回の定例句会は、2月11日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「春の雪」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・12月の作品の紹介

・12月の兼題は、「牡蠣」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・牡蠣の口もし開かば月さし入らむ  加藤 楸邨
・牡蠣食へり重たき肩を起こしては  石田 波郷
・生きてゐる牡蠣その殻のざらざらに 山口 誓子
・新しき声出すための酢牡蠣かな   能村登四郎 
・牡蠣食べてわが世の残り時間かな  草間 時彦
・傾ぐ舟牡蠣一連をひきあぐる    中西 夕紀
・牡蠣にレモン滴らすある高さより  正木ゆう子  
    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・天空の冬の満月地球見る


岡村 一道

・牡蠣鍋に松島描く浮き菜かな


芳村 翡翠

・牡蠣喰えば金がなくなる洋食屋


安西 円覚

・牡蠣割女仕事後に履くハイヒール


堀 秀堂

・銘銘の牡蠣鍋食うて銀ブラへ


中邑 雅子

・大皿に牡蠣殻を重ね宴果つる

 
小林 美絵子

・父生まれた日山盛り牡蠣フライ


坂井 百合子

・牡蠣飯やこっそり乗せるあと一つ


菊池 幸

・神在す(おわす)稲佐の浜や凪わたり


山路 久美子

・子らの顔思ひ浮かべておでん種


吉野 かおる

・真実を明かすことなく山眠る


五井 夢
むし牡蠣や胃の垣萬と渋りおり

高橋 洋子
過ぎ去りし苦労を自慢冬紅葉

萩須 節子
石垣は雨露受けて石蕗の花[size=lar




◆次回の定例句会は、1月14日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「鏡餅」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654
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◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・11月の作品の紹介

・11月の兼題は、「柿」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・よろよろと棹がのぼりて柿挟む  高浜 虚子 
・髪寄せて柿むき競ふ灯下かな   杉田 久女
・柿食ひぬ少年の日もかく食ひし  木下 子龍
・大きくて七ツの柿の籠に余る   高野 素十 
・写真機をごつごつ構へ柿の秋   奥坂 まや
・朝の柿潮のごとく朱が満ち来   加藤 楸邨
・くちばしの一撃深き熟柿かな   津川 絵理子  
・かじりたる渋柿舌を棒にせり   小川 軽舟     
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・柿の実の色づきはじむ空青し


岡村 一道

・過疎の村柿は往時のまま実る


芳村 翡翠

・ふるさとを忘るなかれと柿赤し


安西 円覚

・寒鰤を捌く俎新調す


堀 秀堂

・吊し干す軒先長き柿御殿


中邑 雅子

・干し柿のすだれ越しなる会釈かな

 
小林 美絵子

・うらごしのかぼちゃ余して母逝ける


坂井 百合子

・柿たわわ今日より鳥の宴かな


菊池 幸

・風紋に鳥の足あと秋渚


山路 久美子

・柿色の光の中に木守柿


吉野 かおる

・脱藩の浪士見仰げし土佐の月


五井 夢
無種柿熟す熟さぬ吾が投句

高橋 洋子
板塀にもぐ人なしや熟し柿

萩須 節子
焙煎に拘る店に冬が来る

関口 静安

甘い香りの渋柿変化の一ケ月


◆次回の定例句会は、12月10日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「牡蠣」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・10月の作品の紹介

・10月の兼題は、「かまきり」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・蟷螂の反りたる姿勢枝先に    星野 立子 
・蟷螂のとびかへりたる月の中   加藤 楸邨
・蟷螂のをりをり人に似たりけり  相生垣瓜人
・逆光に透く蟷螂がこちら向く   川崎 展宏 
・すがりたる草に沈みていぼむしり 稲畑 汀子
・蟷螂もこゑ出せば死に易からむ  藤田 湘子
・山風に顔の削がるるいぼむしり  若井 新一
・かまきりの斧あらはれてから目玉 西野 文代     
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・手のひらに緑動くや子かまきり


岡村 一道

・地下鉄の地表しばしの蝉時雨


芳村 翡翠

・流されてゆくよ野分の戯れ蟷螂


安西 円覚

・小諸駅列車の窓のいぼむしり


堀 秀堂

・かまきりやズボンに潜り東京へ


中邑 雅子

・蟷螂やふりあぐる鎌に光あり

 
小林 美絵子

・かぼちゃ切る怒りを少しのせてみる


坂井 百合子

・雄かまきり食われて繋ぐ命かな


菊池 幸

・影長き後ろ姿や秋遍路


山路 久美子

・かまきりは早や枯色になりにけり


吉野 かおる

・コスモスの原に晩鐘降りそそぎ


五井 夢
パーキンソン『戦争は邪だ』字が叫ぶ

高橋 洋子
まだ百とつぶやき眠る母の秋


◆次回の定例句会は、11月12日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「柿」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654
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