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活動報告 - 俳句同好会カテゴリのエントリ


◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・5月の作品の紹介

・5月の兼題は、「初夏」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・初夏や蝶に眼やれば近き山     原 石鼎
・初夏の山立ちめぐり四方に風    水原 秋桜子
・海から無電うなずき歩む初夏の鳩  西東 三鬼
・初夏の一日一日と庭のさま     星野 立子
・初夏の波を好めり高波を      藤後 左右 
・夏きざす屋上に飼ふ兎にも     児玉 輝代
・制服はかたまりやすく夏きざす   鷹羽 狩行 
・初夏に開く郵便切手ほどの窓    有馬 朗人
    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・窓あけて手をかざしたる夏始め


岡村 一道

・群れ蝶のごと咲き初め花水木


芳村 翡翠

・甲板の風に吹かれて夏はじまる


安西 円覚

・初夏やフライパンには目玉焼


堀 秀堂

・初夏の神官多忙海山に


中邑 雅子

・初夏や英語教室に登録す

 
小林 美絵子

・初夏のドレッドヘアのリボンぴょん


坂井 百合子

・子らの出て我はひとりや夏始め

山路 久美子

・初夏や電車の音も風に乗り


吉野 かおる

・夏に入り駅にお店に電子音


萩須 節子
蚊柱や脛叩きつつ読経聞く

五井 夢
地に咲き舞える五月八日のマスクかな

菊池 幸
尾瀬ヶ原雲湧き出でて初夏の風



◆次回の定例句会は、6月10日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「鰻(うなぎ)」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・4月の作品の紹介

・4月の兼題は、「ぶらんこ」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・鞦韆をすてたる人とつれだちぬ   後藤 夜半
・鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし    三橋 鷹女
・鞦韆に腰かけて読む手紙かな    星野 立子
・鞦韆の月に散じぬ同窓会      芝 不器男
・横浜や無人のぶらんこを愛す    永島 靖子 
・ちんぎんといふ死語ぶらんこに座る 小川 軽舟
・ぶらんこを降り人波に紛れ込む   五島 高資
・高空に見えくる鳥や半仙戯     小林 貴子
    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・真直にけ上げるふらここ雲白し


岡村 一道

・ふらここやどこまで漕げば涙消え


芳村 翡翠

・遠き日を引き寄せるようぶらん漕ぐ


安西 円覚

・三十年ぶりの尻の感触半仙戯


堀 秀堂

・子の背押す始めブランコ世に送る


中邑 雅子

・ぶらんこを少し揺らして告白す

 
小林 美絵子

・靴先に花びら満ちる水溜まり


坂井 百合子

・ブランコの鎖の匂ひ今も手に


山路 久美子

・ひとひらの花びら散るや春の宵


吉野 かおる

・星空の君をめがけし半仙戯


高橋 洋子
花筵世界の果てまで描きおり

萩須 節子
夕間暮れ鞦韆ふたつ揺れてをり

五井 夢
ブランコ々あすという日が来るかぎり




◆次回の定例句会は、5月13日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「初夏」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・2月の作品の紹介

・2月の兼題は、「春の雪」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・春の雪青菜をゆでてゐたる間も   細見 綾子
・ネクタイとマフラと対や春の雪   久保田万太郎
・青空をしばしこぼれぬ春の雪    原 石鼎
・こはだから握つてもらふ春の雪   長谷川 櫂 
・春の雪痴人の黒き頭髪(かみのけ)に 山口誓子


    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・熱燗を一寸こぼして春の雪


岡村 一道

・子供等の砂のお城に春の雪


芳村 翡翠

・ぼたん雪目に入りて家近し


安西 円覚

・春雪や横断歩道白き線


堀 秀堂

・動物園悲喜こもごもの春の雪


中邑 雅子

・降り続く雪に声あり春の雪

 
小林 美絵子

・春の雪涙が枯れるなんて嘘


坂井 百合子

・古戦場跡白梅は咲き初むる


菊池 幸

・月光をはばかるほどに春の雪


山路 久美子

・花鋏チョキチョキチョキと春隣


吉野 かおる

・吉報を早く告げたし春の雪


五井 夢
春の雪しっぽり虹の輪ふりそそぐ

高橋 洋子
坂登る透明傘や春の雪

萩須 節子
駄菓子屋の外に長椅子日脚伸ぶ




◆次回の定例句会は、3月11日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「踏青(たふせい」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・3月の作品の紹介

・3月の兼題は、「踏青」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・とこしへの病躯なれども青き踏む  川端茅舎
・踏青や古き石階あるばかり     高浜 虚子
・天平の仏にまみえ青き踏む     石原 八束
・ジーパンに詰め込む肢体青き踏む  能村登四郎 
・青き踏むより踏みたきは川の艶   斎藤 玄
・踏青やひとりを佳しと思ふまで   柴田佐知子
・かるがると子を抱きあげて青き踏む 伊藤 トキノ
    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・どこまでも青空の中青き踏む


岡村 一道

・仏壇の信女の横に紙雛


芳村 翡翠

・踏青の暮れて祈りの人となり


安西 円覚

・遠き舟近き舟あり東風吹けり


堀 秀堂

・青を踏み金時茶屋の飯めざす


中邑 雅子

・踏青や光あふれるところまで

 
小林 美絵子

・微笑みは原初のことば桜貝


坂井 百合子

・わたしにはわたしの幸せ青き踏む


菊池 幸

・踏青の蹠くすぐる強さかな


山路 久美子

・光り満つ赤子を胸に青き踏む


吉野 かおる

・うりずんやウチナーグチの学芸会


高橋 洋子
雛あられ豆菓子競ひ三世代

萩須 節子
「こんにちは」挨拶交わし青き踏む




◆次回の定例句会は、4月8日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「ぶらんこ」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として・高井戸地域区民センター・久我山会館等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・1月の作品の紹介

・1月の兼題は、「鏡餅」・「当季雑詠」で4句です。
                 出題:安西 円覚


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・鏡餅弁天池の石となれ       阿波野青畝
・鏡餅暗きところに割れて坐す    西東 三鬼
・つぎつぎに子等家を去り鏡餅    加藤 楸邨
・家々に鏡餅のみ鎮座せり      桂  信子 
・鏡餅昔電話は玄関に        小川 経舟
・わが闇のいづくに据ゑむ鏡餅    飯島 晴子
・ひび割れをうしろへ廻す鏡餅    嶋田 麻紀  
    
                                                                  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



俵木 陶光

・鏡餅話すきなる交番と


岡村 一道

・砂漠に消えしサンテグジュペリ冬銀河


芳村 翡翠

・見渡せば年寄りばかり鏡餅


安西 円覚

・銭湯の番台に在る鏡餅


堀 秀堂

・年ひらく大奉納の鏡餅


中邑 雅子

・使はれぬ部屋にも小さき鏡餅

 
小林 美絵子

・初茜ぼくたちはずっとうたが好き


坂井 百合子

・鏡割揚げるそばから手がのびて


菊池 幸

・冬凪や空と海との境なく


山路 久美子

・はや壁に馴染みて有りし新暦


吉野 かおる

・昨日から家族揃ひし鏡餅


五井 夢
鏡餅とび出せ老体御前が出番

高橋 洋子
元日や少し微笑む昼の月

萩須 節子
偶にしか見上げぬ棚の鏡餅




◆次回の定例句会は、2月11日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター

  兼題は、「春の雪」・「当季雑詠」で4句提出

◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654
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