活動報告 - 俳句同好会　　（Ｈ.２４.３.１０）　　Ｎｏ.２５

俳句同好会　　（Ｈ.２４.３.１０）　　Ｎｏ.２５

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2012-3-18 13:47
◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後１時半から４時まで、主として久我山会館で開催しております。（出席者は１０名程度）
一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の数名の作品を紹介いたします。

・３月の作品の紹介
・３月の兼題は、「西行忌」・「引鶴」です。

◎芳村　翡翠

・引き鶴の一声別れ告げにけり

・雲軽く流れる水や西行忌

◎肥田　浩一

・しがらみを捨てたし怖し西行忌

・引き鶴や機(はた)織りかけし「つう」いづこ

◎峯岸　まこと

・潮騒を聞く峠路や黄水仙

・縁（えにし）かな今宵望月西行忌

◎俵木　陶光

・武士（もののふ）の物のあはれや西行忌

◎山口　月山

・鶴引きて静まりし湖（うみ）大銀盤

◎岡村　一道

・鶴引くや淡島千景眠りたり

◎安西　円覚

・引鶴や交差点なき北の空



◆＜私の一句＞ 　　　　 中邑　雅子

夜の闇をはくもくれんの濃くしたり

　木蓮の花は日脚が伸びて少しづつ春の兆しが感じられるようになると花が咲き出します。同じ向きに花が咲いてまるで別れに振るハンカチのようです。　
　夕闇をきわだたせてくれる白木蓮に、寒かった季節から解き放たれる解放感を感じました。

（付記ー陶光）
「白木蓮」は当俳句会の記念樹として、多摩キャンパス・クレセントホール側の芝生に植えてあります。
１０周年記念吟行の際の作品は次のとおりです。

・キャンパスの陽光浴びて白木蓮　　　　　浦田　久

・白門の丘のはくれん仰ぎ見る　　　　　　山口　月山

・白門に貴公子然と白木蓮　　　　　　　　堀　秀堂

・はくれんの白磁の如き想いあり　　　　　芳村　翡翠

・風に乗る匂ひ尋ねて白木蓮　　　　　　　片山　朝陽

・心経に無の字はいくつ白木蓮　　　　　　長岡　帰山

・五十年学舎夢中白木蓮　　　　　　　　 　岡村　一道

・紺碧の空割って舞ふ白木蓮　　　　　　　 俵木　陶光






◆４月句会は、深川地区吟行となります。４月１３日（金）１０時半集合。
集合場所は、地下鉄東西線「門前仲町駅」出口�　平疾酩堝伊榮価亜�
＊１４時〜１６時半　吟行句会・４月定例句会
４月定例句会の兼題は、「春全般」です。
４月３日（火）必着でハガキにて３句俵木陶光会長宛で郵送して下さい。出句された方は選句もお願いいたします。（後日郵送）
幹事は岡村一道、安西円覚（０９０−３１４５−２６５４）です。

◆句会についてのお問い合わせ先：　片山　惠夫（俳句会事務局長）まで
　　　　　　　　　　　　　　　　　ＴＥＬ　０４２−６７５−９４４９

◆文責・俳句同好会会長　俵木　敏光（陶光）

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