活動報告 - m-anzaiさんのエントリ

平成24年度第10回幹事会議事録

カテゴリ : 
支部の行事
執筆 : 
m-anzai 2013-3-31 23:47
中央大学学員会 東京杉並区支部 平成24年度第10回 幹事会議事録
平成25年3月29日
総務委員長 中田 久尚
日 時:   平成25年3月18日(月)午後6時30分―午後8時
場 所:   阿佐ヶ谷地域区民センター  出席者: 15名
進 行:   與川幹事長
支部長挨拶: 3月23日に大学評議員会開催。山手学院、久野氏関連問題が議題
に。3月末、都区内支部幹事を25年度目黒幹事支部へ引き継ぎ。
  報告事項(各委員長、各地区・同好会担当者)
・中田総務委員長:前回の幹事会議事録と今後の行事予定(来年度6/29支部
    総会・各地区会等)の案内。
・片山事業委員長:平成25年度学術講演会テーマ第一希望「中国政治体制100
年」・深町英夫氏、第二希望「『アベノミクス』と日銀の金
         融 政策」・建部正義氏に決定し学員会へ申請。日時は新体
         制が決定する。
・山下会計委員長:1/31現在52名だったが督促結果、18名納付。残りの未納者に再
度3月2・3日と9日に督促。現在、取りまとめ中。
・中田ゴルフ同好会:5月中、中野支部他隣接支部との合同ゴルフ大会を計画。
          11月に第24回白門ゴルフ大会実施予定。
・安西俳句同好会長代理:3/9月例句会。兼題は「春場所・春の雪」
            4月例会は4/13久我山会館で。兼題は「浅蜊・辛夷(こ
            ぶし)」
・本田グルメ同好会長:次回グルメ会は4/22(月)午後5時〜7時
           イタリア料理店「ラ・ヴォーリア・マッタ」
           荻窪ルミネ5F 


*次回25年度第1回幹事会は4月16日(火)午後6時30分より
 於阿佐ヶ谷地域区民センター

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。

・3月の作品の紹介
・3月の兼題は、「春場所」・「春の雪」です。


俵木 陶光
 
・春場所や今も大鵬手に賜杯

山口 月山  
・春場所や難波の空へふれ太鼓

岡村 一道 
・春の雪東京は坂多き街

長岡 帰山 
・かりそめのわが影を置く春の雪

峯岸 まこと
・湯の街の濡れて融けゆく春の雪

安西 円覚 
・ひとことも発せず消えし春の雪

片山 朝陽 
・石垣のすき間に消えし春の雪

五井 夢 
・現世(うつつよ)はきまぐれ心春の雪

中邑 雅子 
・降り積もる結願(けちがん)の日の春の雪

小林 美絵子 
・風光るホームに電車待つ五分

芳村 翡翠 
・春の雪昏れゆく海に溶け入りぬ

肥田 浩一 
・水墨の春の雪降る立石寺

堀 秀堂 
・春雪の戯れし夜の明けにけり

浦田 久 
・陽光に乱反射する春の雪



◆ 
『郷愁の詩人  与謝 蕪村』 を読んで
       
 (萩原 朔太郎著)昭和11年刊
                                安西 円覚
 2月の本稿で陶光先生が「蕪村」を取り上げられましたので「蕪村」入門書として最適と言われる本書を読んでみました。

遅き日のつもりて遠き昔かな  蕪村
(春の日の暮れるまで遅々としている日永(ひなが)の日々が、幾重にも積もって遠き昔に繋がっている)
 日本近代詩の父といわれる萩原朔太郎はこの句を、蕪村の代表俳句として挙げ、「蕪村のポエジー(詩)の実体は、時間の遠い彼岸に実在している彼の魂の故郷に対する《郷愁》であり、昔々しきりに思ふ子守唄の哀切な思慕であった。」と、一貫してこの言葉をリフレインし、また「青春性・浪漫性・洋画風」などの語が文章のあちこちに散りばめられています。
 枯淡とか寂び、風流という一般的特色と考えられている俳句を毛嫌いしていた朔太郎にとって唯一の例外として蕪村の俳句だけは好きでありました。そこに明治以後の詩壇における欧風の若い詩とも情趣に共通するものを感じ取っていたからです。
 一方、彼は、正岡子規の蕪村論に強烈に反論をしています。子規とその門下生の根岸派一派の俳人は自然をその「あるがままの印象」で単に平面的にスケッチする「写生主義」を当時唱えていた。そして蕪村こそがかれらの写生主義にマッチした規範的俳人とみなされていた。朔太郎は、蕪村が単なる写生主義者ではなくその句に情感が深く描かれ、郷愁が痛切にうたわれている真の叙情詩人であると主張する。
 このように本書では朔太郎は新しい詩人の鑑賞眼で古典俳句のリリック(抒情詩)の真の詩的精神を見直そうとしたのです。
 蕪村に関しては小生は”菜の花や月は東に日は西に”におけるように、色彩感覚がすぐれている句を作る、また画家の眼から作句してる人だな〜と十代の頃から感じていました。最近、近代・現代の俳句ばかり目にしていましたが、今回古典俳句に関するこの評論を読みまして古典俳句をより身近に感じ、もっともっと見直さなければと感じています。



◆次回の句会は、4月13日(土)1時半より4時半
会場は、久我山会館です。
兼題は、「浅蜊」・「辛夷(こぶし)」です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 片山 惠夫(俳句会事務局長)まで
                 TEL 090−8773−4881

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)
 

平成24年度第9回幹事会議事録

カテゴリ : 
支部の行事
執筆 : 
m-anzai 2013-3-1 16:40
央大学学員会 東京杉並区支部 平成24年度第9回 幹事会議事録
                      平成25年2月28日
                  総務委員長 中田 久尚
日 時:   平成25年2月18日(月)午後6時30分―午後8時
場 所:   産業商工会館  出席者: 19名
進 行:   與川幹事長
支部長挨拶: 1/14・15の俵木前支部長御内室の葬儀のお手伝い有難うございました。1/26「グルメ会」世話役の方、有難うございました。
6月の定期総会への準備につきまして、ご支援とご協力をお願いします。
  報告事項  (各委員長、各地区・同好会担当者)
・中田総務委員長:前回の幹事会議事録と今後の行事予定(来年度6/29支部
         総会・各地区会等)の案内。
・片山事業委員長:全国支部長会議・定時協議員会・定時学員総会開催日時の案
          内。25年度の学術講演会「講演者・講演テーマ・講演概要が
          2/20前後に決まる。平成24・25年度同好会事業報告・決算・
          予算提出書配布。片男波部屋情報。
・山下会計委員長:会費の銀行引落としの提案。地区会よりの会費請求は効果有
         り。総会の会費の減額の提案。
・井原組織委員長:会員異動報告。退会1名。来年度の地区会・同好会への助成金
         は3万円に決定。(支部長承認)
・富田ボランティア委員長: 法律・税金セミナー、クリーンデー25年度も。
・増田ハイキング同好会長:4月下旬実施予定。
・富田旅行同好会長:旅行先は25年度秋、福島県飯坂温泉が有力。
・木村カラオケ同好会長:月例会は第二月曜日。「ボーンワールド」にて。
・中田ゴルフ同好会:5月頃、中野支部他隣接支部との合同ゴルフ大会を計画。
・安西俳句同好会長代理:2/9月例句会。兼題は「余寒・バレンタインデー」
            3月例会は3/9高井戸地域区民センターで。兼題は「春場
            所・春の雪」
・本田グルメ同好会長:2/26グルメ会13名参加。4月中旬イタリア料理を予定。

*なお、当支部岡田茂副幹事長が24年度杉並区功労表彰者に選ばれました。
 出席者全員で祝福しました。

*次回幹事会は3月18日午後6時30分より午後8時 於阿佐ヶ谷地域区民センター

◆句会は原則として毎月第二土曜日の午後1時半から4時位まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。

・2月の作品の紹介
・2月の兼題は、「余寒」・「バレンタインデー」です。


俵木 陶光
 
・救急車見送る後の余寒かな

山口 月山  
・八十を一つ過ぎたる余寒かな

岡村 一道 
・心電図乱る余寒や美人医師

中邑 雅子 
・写経せし手本の上の余寒かな

長岡 帰山
・生きるにも死ぬにも力霜柱

峯岸 まこと 
・僧堂の魚板ささくれ余寒かな

芳村 翡翠 
・なにもなしバレンタインの日も終はり

片山 朝陽 
・メール終へ返事待つ間の余寒かな

安西 円覚 
・しんしんと余寒の胸に師の送辞

本間 邦子 
・病院のベッドの下の余寒かな

堀 秀堂 
・スコップを求めそこねて雪厚し

五井 夢 
・バレンタイン色即是空の春の虹

澤田 かつみ 
・バレンタインデーかって美少年たりし日も

肥田 浩一 
・余寒なほ膝のあたりに居座る気


◆ 蕪村のこと
                   
俵木 陶光

 芭蕉、蕪村、一茶と江戸の3大俳人を並べてみると句柄のやわらかな蕪村が好きである。また、画家でもあり、島崎藤村に先行する近代詩人でもあった。

<俳句ー3句程>
・夏河を越すうれしさよ手に草履
 昨日行ったところの句と言っていい程、これぞ臨場感ある吟行
 句。

・鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分かな
 歴史の空想句であるが保元・平治の絵巻物を見ているようである。
 野分の中を鳥羽帝の離宮へ疾走してゆく蹄の音が聞えて来る。

・春の海終日(ひねもす)のたりのたりかな
 俗語的な擬態語を使って海の情景とゆったりした気分が伝わって来
 る。

<画家として>
 蕪村の画の中で小品(17.7cm四方)ながら「十宜帖」4枚が国宝と
 なっている(同時に池の大雅の「十便画帖」4枚も国宝)。その他「夜
 色楼台図」「鳶・鴉図」「奥の細道屏風」など蕪村のすばらしさを感じさせる。

<自由詩とし>
 近代詩の、島崎藤村の前に蕪村のこんな詩があった。
 
 <北寿老仙をいたむ>(注:一部漢字・かなに書き換え)

 君あしたに去りぬ ゆうべのこころ千々に
 何ぞはるかなる
 君を思ふて岡の辺に行きつ遊ぶ
 岡の辺何ぞかくかなしき
 たんぽぽの黄に なづなの白う咲きたる
 見る人ぞなき
 雉子のあるか ひたなきに鳴くを聞かば
 友ありき 河をへだてて住みにき 今日は
 ほろろとも鳴かぬ
      (以下略)


◆次回の句会は、3月9日(土)1時半より4時半
会場は、高井戸地域区民センターです。
兼題は、「春場所」・「春の雪」です。

◆句会についてのお問い合わせ先: 片山 惠夫(俳句会事務局長)まで
                 TEL 090−8773−4881

◆文責・俳句同好会会長 俵木 敏光(陶光)
 

平成24年度第8回幹事会議事録

カテゴリ : 
支部の行事
執筆 : 
m-anzai 2013-2-2 3:35
中央大学学員会 東京杉並区支部 平成24年度第8回 幹事会議事録
平成25年2月4日
総務委員長 中田 久尚
日 時:   平成25年1月26日(土)午後4時―午後5時
場 所:   木曽路・善福寺店  出席者: 33名
進 行:   與川幹事長
與川幹事長挨拶: 支部長が、インフルエンザのため欠席のため幹事長より新年の挨拶がありました。
吉田学員会副会長・当支部相談役: 久野学員会長より、昨年の山手学院の件では、お騒がせして皆さんにお詫びしたいとの事です。
事実にのっとて、早くすっきりさせたい。現在、大学の返答待ちです。駿河台記念館の会議室(3室)が使用できるようになる。駅伝はOB中心に再建策を検討中。
俵木前支部長:1月14・15日の御内室の通夜・告別式のお礼・挨拶。
  報告事項  (各委員長、各地区・同好会担当者)
・中田総務委員長:前回の幹事会議事録と今後の行事予定(来年度6/29支部 
    総会等)の案内。
・片山事業委員長:25年度の学術講演会の実施に向け調整中。片男波部屋情報。
・井原組織委員長:会員異動報告。現在会員数は、187名(内、平成会14名、女性9名)
・山中広報委員長:「白門杉並」次回号は新年号で1/20発行、1月31日発送。
・山下会計委員長:未納者に、会費未納通知を1月31日発送。
・富田ボランティア委員長: 法律・税金セミナー、クリーンデー25年度も。
・増田ハイキング同好会長:4月以降、秋までに実施。
・富田旅行同好会長:25年度秋、例年通り実施。
・中田ゴルフ同好会:第24回白門ゴルフ大会25年11月実施予定。支部単独の
大会検討中。
・権守中大スポーツを応援する会長:箱根駅伝、予選会の応援から。東都大野
                 球春季リーグ戦応援。
・安西俳句同好会長代理:1/12月例句会。兼題は「初鴉・正月全般」2月例会は2/9久我山会館で。兼題は「余寒・バレンタインデー」
・本田グルメ同好会幹事:2月16日午後5時〜7時 於フランス料理「桃の木」
・石井総務委員:杉並文化村「童謡・唱歌まつり」の案内。4/28於杉並公会堂
*当日、幹事会の後、同所で新年懇親会が開かれました。反後元支部長の詩吟、全員での中大校歌斉唱など大いに盛り上りました。午後5時〜7時30分.
*次回幹事会は2月18日午後6時30分より8時 於杉並産業商工会館
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