活動報告 - 俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.11.14)  No.126

俳句同好会 (白木蓮俳句会) (R.2.11.14)  No.126

カテゴリ : 
俳句同好会
執筆 : 
m-anzai 2020-11-17 14:16

◆句会は原則として毎月第2土曜日の午後1時から3時40分まで、主として久我山会館・高井戸地域区民センター等で開催しております。(出席者は10名程度)一度ふらっと覗いてみて下さい。その上で、ぜひ仲間になって下さい。
句会が終わると駅前の蕎麦屋でちょこっとやったりもします。

◆毎回、その月の作品を紹介いたします。
    
・11月の作品の紹介

・11月の兼題は、「湯豆腐」・「当季雑詠」で3句です。
                 出題:安西 円覚


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・湯豆腐の一と間根岸は雨か雪       長谷川かな女
・湯豆腐やいのちのはてのうすあかり    久保田万太郎
・湯豆腐や男の歎ききくことも       鈴木真砂女
・湯豆腐の崩れ易しや遠きデモ       鍵和田釉子
・湯豆腐の踊りはじめを先ず掬ふ      佐々木由紀子
・湯豆腐や差し向かひといふ幸不幸     安藤 美保
・湯豆腐の湯気の中なる三世代       増田みな子        

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俵木 陶光

・湯豆腐や石垣高き熊本城


岡村 一道

・時刻表机に眠り迎ふ冬


芳村 翡翠

・湯豆腐が踊り始めて夜も更ける


安西 円覚

・込み入った話止め先づは湯豆腐


堀 秀堂

・田子の浦久し湯豆腐永久の景


小林 美絵子

・手の手術終え立冬の二重虹


中邑 雅子

・湯豆腐や山の名の酒そばに置き

 
坂井 百合子

・くつくつと一人湯豆腐夜は更けて


菊池 幸

・湯豆腐のほぐれて母の小言止む


荻須 節子

・叔父たちと湯豆腐食べた南禅寺


山路 久美子

・枯尾花競ひ合ひたる泡立草


吉野 かおる

・インバネス太宰が降りた三鷹駅


村林 小枝子

・湯豆腐や寒さ忘れて向かい鍋



 
◆次回の定例句会は、12月12日(土)13時〜15時40分
               於 高井戸地域区民センター
兼題は、「寒月」・「当季雑詠」で3句提出


◆句会についてのお問い合わせ先: 安西 光昭(円覚)まで
                 TEL 090-3145-2654

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